大阪府には2020年現在、3つの公立中高一貫校があります。
大阪府 公立中高一貫校
- 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校
- 大阪市立水都国際中学校・高等学校
- 大阪府立富田林中学校・高等学校
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
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全国・公立中高一貫校一覧
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よくご存知ですね。
『咲くやこの花』は2008年開校ですが、他の2校は、まだ開校されたばかりですね。
大阪府公立中高一貫校 開校は?
- 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校
2008年、大阪市立扇町高等学校と大阪市立此花総合高等学校を統合改編し、併設型中高一貫校として開校。 - 大阪市立水都国際中学校・高等学校
2019年、全国初の公設民営による公立中高一貫校として開校。 - 大阪府立富田林中学校
2017年、元々あった富田林高校に併設される形で開校。

そうですね。
2008年に『咲くやこの花』が開校してから富田林が開校するまで9年間は1校だけでした。
その後、全国的に公立中高一貫校人気が盛り上がってきたことと、『咲くやこの花』の実績が上がってきたことで、府立、市立と立て続けに開校され現在の3校となりました。

2020年受検も終了しましたので、2020年の受検スケジュールと結果倍率をまとめていきましょう。
大阪府公立中高一貫校 2020年受検スケジュール
学校名 | 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校 | 大阪市立水都国際中学校・高等学校 | 大阪府立富田林中学校・高等学校 |
所在地 | 大阪府大阪市此花区西九条6丁目1-44 | 大阪市住之江区南港中3丁目7-13 | 大阪府富田林市谷川町4-30 |
URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | - | - | - |
募集人数 | 80名 | 80名 | 120名 |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 市内在住 | 府内在住 | |
出願受付 | 12/26~27 | 12/25~26 | |
受検日 (一般) | 1/25:適性検査Ⅰ,Ⅱ 1/26:グループ面接 | 1/25 | |
選抜方法 | 適性検査Ⅰ,Ⅱ、面接 | 適性検査Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,作文 | |
合格発表 | 2/1 | 2/2 | |
受検人数 | 382名 | 395名 | 425名 |
合格者数 | 80名 | 80名 | 120名 |
受験倍率 | 4.77倍 | 4.93倍 | 3.54倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
これが大阪府公立中高一貫校の2020年受検スケジュールになります。
府立と市立で若干スケジュールが違いました。
<2020年受検スケジュール>
■府立富田林中学校■
1月25日 適正検査実施日
2月2日 合格発表日
■市立咲くやこの花中学校・水都国際中学校■
1月25日 適正検査実施日
1月26日 グループ面接実施日
2月1日 合格発表日
府立・市立で少し違うので注意が必要です。
公立中高一貫校受検は、傾向的に毎年同じようなスケジュールになることが多いので、次回2021年受検も同じような形になることが予想されます。
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募集人数と選抜方法
募集人数と選抜方法は以下の通りです。
2020年募集人数
- 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校:80名
- 大阪市立水都国際中学校・高等学校:80名
- 大阪府立富田林中学校・高等学校:120名
2020年選抜方法
- 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校:適性検査Ⅰ,Ⅱ、面接
- 大阪市立水都国際中学校・高等学校:適性検査Ⅰ,Ⅱ、面接
- 大阪府立富田林中学校・高等学校:適性検査Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,作文

そうですね。
関東でも東京以外は各県、面接を行いますので全国的に面接を行うのが標準的な感じです。
作文に関しては、適性検査のいずれかを作文とすることが多いので、適性検査を3つ行い、さらに作文をするのは珍しいですね。
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受検倍率結果
大阪府公立中高一貫校2020年受検倍率を見ていきます。
学校名 | 大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校 | 大阪市立水都国際中学校・高等学校 | 大阪府立富田林中学校・高等学校 |
受検人数 | 382名 | 395名 | 425名 |
合格者数 | 80名 | 80名 | 120名 |
受験倍率 | 4.77倍 | 4.93倍 | 3.54倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
大阪府トータルでは、
大阪府トータル
受検人数:1,202名
募集人数:280名
受検倍率:4.29倍
公立中高一貫校受検倍率としては、標準的な倍率と言えます。
とはいえ、4名中1名しか合格できず、922名の不合格を出す結果ですから厳しい状況ですよね。
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最後に
今回は、2020年大阪府公立中高一貫校の受検スケジュールと結果倍率を調べてみました。

そうですね。
合格実績が出てから、さらに倍率は跳ね上がるので大阪府の公立中高一貫校は数年後を見据えてデータを取っておくと、良いデータになりそうですね。
次回も倍率的には、同じくらいだと予想されます。
しっかり対策をして臨みましょう。
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
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作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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