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神奈川県には2020年現在、5つの公立中高一貫校があります。
県立が2校、横浜市立が2校、川崎市立が1校になります。
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
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全国・公立中高一貫校一覧
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そうですね。
昨年の記事でも書きましたが、2020年茨城の公立中高一貫校が5校開校してトータル8校になりました。
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【続報】茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件
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東京が11校ですので、東京11校、茨城8校に続いて神奈川5校という感じです。
全国どの都道府県の公立中高一貫校も高倍率ですが、神奈川もご多分にもれず高倍率です。
2020年の受検倍率は以下のとおりです。
- 相模原中等=7.16倍
- 平塚中等=5.31倍
- 横浜市立南付属=4.93倍
- 横浜市立横浜SFH付属=5.79倍
- 川崎市立川崎付属=4.02倍
2020年のトータル倍率が5.49倍です。
大人気ですね。
神奈川県の公立中高一貫校と2021年の受検スケジュールをまとめてみましたのでご確認ください。
(今の段階で倍率などは分からないので『未定』としています)
神奈川県公立中高一貫校 2021年受検スケジュール
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 60 | 55 | 58 | 59 | 50 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 2021年1月6~8日 | 2021年1月5~7日 | |||
1次検査 | 2021年2月3日 | ||||
1次検査選抜方法 | 適性検査、及び、グループ活動による検査 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、面接 | ||
1次検査合格発表 | 2021年2月10日 | ||||
受検人数 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
受験倍率 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
これが直近のR4偏差値と受検スケジュールになります。
2020年と比較しましたが、ほとんど同じスケジュールです。

そうですね。
これは毎年テッパンですね。
間違いやすいので、ポイントを箇条書きで挙げておきます。
ポイント
- 相模原と平塚は神奈川県立
- 南と横浜サイエンスフロンティア(SFH)は横浜市立
- 川崎は川崎市立
- 管理する自治体によって募集要項に若干の違いがあるので注意
- 特に気を付けなければいけないのは応募資格
- 相模原と平塚は神奈川県在住であれば応募可能
- 南と横浜SFHは、(基本的に)横浜市在住でなければ応募できない
- 南に関しては、いくつかの承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学可能との事なので、承認されれば学区外からでも応募可能
- 川崎は川崎市在住であれば出願可能
- 川崎だけ出願受付日が違うので注意
- 試験日と合格発表は5校とも同じ
募集要項をよく確認して出願しましょう。
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募集人数と選抜方法
募集人数と選抜方法を確認していきましょう。
2021年募集人数
- 相模原中等:160名(男子:80名、女子:80名)
- 平塚中等:160名(男子:80名、女子:80名)
- 横浜市立南付属:160名(男子:80名、女子:80名)
- 横浜市立横浜SFH付属:80名(男子:40名、女子:40名)
- 川崎市立川崎付属:120名
募集人数は各校昨年同様です。
選抜方法は、
2021年選抜方法
- 相模原中等:適性検査、及び、グループ活動による検査
- 平塚中等:適性検査、及び、グループ活動による検査
- 横浜市立南付属:適性検査Ⅰ、Ⅱ
- 横浜市立横浜SFH付属:適性検査Ⅰ、Ⅱ
- 川崎市立川崎付属:適性検査Ⅰ、Ⅱ、及び、面接
これまた各校昨年通りです。
神奈川も東京同様、2次試験は行わず、1次試験1回のみです。
ただし、県立と川崎市立に関しては面接がありますので注意が必要です。
試験日も合格発表日も、県立、横浜市立、川崎市立、3つとも同日に設定していて非常に連携が取られている感じです。
受検生ファーストというのか。
受検する側からすれば、このくらい連携してくれていると間違いがなくて良いですね。
非常にスマートな印象です。
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最後に
今回は、2021年神奈川県公立中高一貫校の受検スケジュールを調べてみました。
倍率に関しては、募集が終了してからになります。
でもまぁ、昨年と同じくらいの倍率になるのではないかと予測されます。
2020年倍率
- 相模原中等=7.16倍
- 平塚中等=5.31倍
- 横浜市立南付属=4.93倍
- 横浜市立横浜SFH付属=5.79倍
- 川崎市立川崎付属=4.02倍
2020年トータル倍率=5.49倍
2020年は3,050人の不合格者を出しました。
6人に1人しか合格できない状況ですからね。
厳しいですよね。
5校あるとはいえ、本当に針の穴に糸を通すような狭き門です。
また、2020年の大学合格実績も好成績です。
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神奈川県公立中高一貫校2020年大学合格実績まとめ
続きを見る
これを踏まえると、この人気は衰える事なく続くことが予想されます。
しっかり対策をして臨む必要がありますね。
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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子供新聞を3社徹底比較。中学受験にこども新聞は必読ですよ
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受験(受検)直前期に大切なのは『時間の使い方』です。
残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切ですね。
またライバルに差をつけるという意味でも、塾プラスアルファですぐ質問できる環境があるのはおすすめできます。
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詳細はこちらの記事で紹介しています。
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オンライン家庭教師おすすめ5社を比較。調べて分かった驚きの料金、メリット、デメリット
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また、直前期の対策と言えば、とにかく過去問です。
過去問には志望校の問題傾向が全て載っています。
しっかり取り組んでいきましょう。
試験の前日まで成績が伸びる可能性は十分にあります。
最後の最後まで油断せず頑張っていきましょう。
記事を更新しました
2020年受検も終了し、各校の受検倍率結果も出ましたので記事を更新いたしました。
神奈川県には2020年現在、5つの公立中高一貫校があります。
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
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全国・公立中高一貫校一覧
続きを見る

そうですね。
2020年、茨城の公立中高一貫校が5校開校して、トータル8校になります。
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【続報】茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件
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東京が11校ですので、東京11校、茨城8校に続いて神奈川5校という感じです。

そうですね。
全国どこの公立中高一貫校も高倍率ですが、神奈川も高倍率ですよ。
今年(2019年)のトータル倍率が5.70倍だったと思います。
大人気ですね。
では、埼玉、東京、千葉に続き神奈川県の公立中高一貫校と2020年の受検スケジュールをまとめてみていきましょう。
神奈川県公立中高一貫校 2020年受検スケジュール
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1 | 神奈川県平塚市大原1-13 | 神奈川県横浜市港南区東永谷2丁目1-1 | 神奈川県横浜市鶴見区小野町6番地 | 神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 |
URL | URL | URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 59 | 53 | 59 | 58 | 50 |
募集人数 | 160名(男子:80名、女子:80名) | 160名(男子:80名、女子:80名) | 80名(男子:40名、女子:40名 | 120名 | |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 神奈川県在住 | 基本的に横浜市在住。承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学を認める。 | 横浜市在住 | 川崎市在住 | |
出願受付 | 1/8~10 | 1/7~9 | 1/7~9 | ||
1次検査 | 2/3 | 2/3 | 2/3 | ||
1次検査選抜方法 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、グループ活動による検査 | 適性検査Ⅰ、Ⅱ | 適性検査Ⅰ、Ⅱ、 及び、面接 | ||
1次検査合格発表 | 2/10 | 2/10 | 2/10 | ||
受検人数 | 1,145名(男550名,女595名) | 850名(男409名,女441名) | 789名(男321名,女468名) | 463名(男264名,女199名) | 483名 |
募集人数 | 160名(男80名、女80名) | 160名(男80名、女80名) | 160名 | 80名(男40名、女40名) | 120名 |
受験倍率 | 7.16倍 | 5.31倍 | 4.93倍 | 5.79倍 | 4.02倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
これが直近のR4偏差値と受検スケジュールになります。
今年(2019年)と比較しましたが、ほとんど同じスケジュールです。
念のため補足しておきますが、相模原と平塚は神奈川県立、南と横浜サイエンスフロンティア(SFH)は横浜市立、川崎は川崎市立になります。
管理する自治体によって若干の違いがありますのでご注意ください。
特に気を付けなければいけないのは応募資格です。
相模原と平塚は、神奈川県在住であれば応募できます。
南と横浜SFHは、(基本的に)横浜市在住でなければ応募できません。
南に関しては、いくつかの承認が得られれば学区外から募集定員の30%の範囲内で就学可能との事なので、承認されれば学区外からでも応募できます。
川崎は、もちろん川崎市在住であれば出願可能ということになります。
出願受付日も違うので注意してくださいね。
試験日と合格発表は5校とも同じです。
<2020年受検スケジュール>
2月3日 適正検査実施日
2月10日 合格発表日
募集要項をよく確認して出願しましょう。
募集人数と選抜方法
募集人数、出願受付も少しずつ違うので注意が必要です。
<2020年募集人数>
- 相模原中等、平塚中等:160名(男子:80名、女子:80名)
- 横浜市立南付属:160名(男子:80名、女子:80名)
- 横浜市立横浜SFH付属:80名(男子:40名、女子:40名)
- 川崎市立川崎付属:120名
募集人数は各校昨年同様です。
選抜方法は、
<2020年選抜方法>
- 県立相模原中等、平塚中等:適性検査Ⅰ、Ⅱ、及び、グループ活動による検査
- 横浜市立南付属、横浜市立横浜SFH付属:適性検査Ⅰ、Ⅱ
- 川崎市立川崎付属:適性検査Ⅰ、Ⅱ、及び、面接
これもまた各校昨年通りです。

そうですね。
倍率は高いんですが、非常にあっさりした感じです。
試験日も合格発表日も、県立、横浜市立、川崎市立、3つとも同日に設定していて非常に連携が取られている感じです。
受検生ファーストというのか。
受検する側からすれば、このくらい連携してくれていると間違いがなくて良いですね。
非常にスマートな印象です。
受検倍率結果
神奈川県公立中高一貫校2020年受検倍率が発表になったので追記いたします。
学校名 | 県立相模原中等 | 県立平塚中等 | 横浜市立南付属 | 横浜市立横浜SFH付属 | 川崎市立川崎付属 |
受検人数 | 1,145名(男550名,女595名) | 850名(男409名,女441名) | 789名(男321名,女468名) | 463名(男264名,女199名) | 483名 |
募集人数 | 160名(男80名、女80名) | 160名(男80名、女80名) | 160名 | 80名(男40名、女40名) | 120名 |
受験倍率 | 7.16倍 | 5.31倍 | 4.93倍 | 5.79倍 | 4.02倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
神奈川県トータルでは、
神奈川県トータル
受検人数:3,730名
募集人数:680名
受検倍率:5.49倍
ちなみに2019年が、
2019年受検倍率は?
- 県立相模原中等教育学校 = 定員160名に対して志願者数1,275名=7.97倍
※受検者数が見つからなかったので志願者数で計算しています。 - 県立平塚中等教育学校 = 定員160名に対して志願者数834名=5.21倍
※受検者数が見つからなかったので志願者数で計算しています。
- 横浜市立南高校附属中学校 = 定員160名に対して受検者数781名=4.88倍
- 横浜市立横浜SFH高校附属中学校 = 定員80名に対して受検者数490名=6.13倍
- 川崎市立川崎高校附属中学校 = 定員120名に対して受検者数499名=4.15倍
神奈川トータル=定員680名に対して受検者数3,879名=5.70倍
だったので、トータル倍率的には0.21ポイントダウンした形です。
ダウンしたとはいえ、5.49倍。
ちなみに2020年の東京の倍率は5.35倍です。
今年もツライ受検になりましたね・・・
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最後に
今回は、2020年神奈川県公立中高一貫校の受検スケジュールを調べてみました。

そうですね。
各校で若干の増減はあったものの、相変わらずの慢性的な高倍率です。
2020年は3,050人の不合格者を出しました。
6人に1人しか合格できない状況ですからね。厳しいですよね。
5校あるとはいえ、本当に針の穴に糸を通すような狭き門です。
この人気は、衰える事なく続くことが予想されます。
しっかり対策をして臨む必要がありますね。
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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受験(受検)直前期に大切なのは『時間の使い方』です。
残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切ですね。
またライバルに差をつけるという意味でも、塾プラスアルファですぐ質問できる環境があるのはおすすめできます。
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しっかり取り組んでいきましょう。
試験の前日まで成績が伸びる可能性は十分にあります。
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