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千葉県の公立中高一貫校の2021年受検スケジュールが発表になったので、まとめていきます。
千葉には現在、3つの公立中高一貫校があります。
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
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全国・公立中高一貫校一覧
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そうですね。
公立中高一貫校受検はどの県も倍率が高いんですが、千葉は関東でも特に倍率の高い県です。
2020年の実績でいうと、
- 県立千葉=8.90倍
- 県立東葛飾=10.73倍
- 千葉市立稲毛=7.82倍
です。

10.73倍はヤバいですね。
埼玉もそうですが、倍率の高い県は1次試験だけじゃ選抜できずに2次試験まで行う傾向にあります。
でもまぁ、全国的には2次試験までおこなう所が多い気がしますね。
ちなみに、東京は1次試験のみです。
もちろん、今の段階で倍率などは分からないので『未定』としていますが、受検スケジュールは、まとめましたのでご確認ください。
千葉県公立中高一貫校 2021年受検スケジュール
学校名 | 千葉県立千葉中学校 | 千葉県立東葛飾中学校 | 千葉市立稲毛高等学校附属中学校 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区葛城1丁目5-2 | 千葉県柏市旭町三丁目2番1号 | 千葉県千葉市美浜区高浜3丁目1-1 |
URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 64 | 60 | 53 |
募集人数 | 80名 | 80名 | 80名(男:40名、女:40名) |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 千葉県在住 | 千葉県在住 | 千葉市在住 |
出願受付 | 2020年11月16~18日 | 2020年11月16~18日 | 2020年12月3~4日 |
1次検査 | 2020年12月5日 | 2020年12月5日 | 2021年1月24日 |
1次検査選抜方法 | 適性検査 | 適性検査 | 適正検査、及び面接 |
1次検査合格発表 | 2020年12月17日 | 2020年12月17日 | 2021年2月1日 |
2次検査 | 2021年1月24日 | 2021年1月24日 | - |
2次検査選抜方法 | 適性検査 | 適性検査 | - |
2次検査合格発表 | 2021年2月1日 | 2021年2月1日 | - |
受検人数 | 未定 | 未定 | 未定 |
募集人数 | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) |
受検倍率 | 未定 | 未定 | 未定 |
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これが直近のR4偏差値と受検スケジュールになります。
2020年と比較しましたが、曜日の関係で日時が数日違いますが、ほとんど同じスケジュールです。
シンプルで分かりやすい感じです。
間違いやすいので、注意事項を挙げておきますね。
ポイント
- 千葉と東葛飾は県立。稲毛は千葉市立。
- 県立2校は表を見て頂ければお分かりの通り2次試験まである。
- 千葉市立の稲毛は1次試験のみ。適性検査から面接まで1日で行うスケジュール。
- 稲毛は千葉市在住でなければ応募できない。
- 県立の2校は千葉県在住であれば応募可能。
- 県立、市立ともに「他の公立中等教育学校、公立併設型中学校は併願できない」つまり、千葉県の公立中高一貫校受検は1校しか受検できない。
『併願できない』と書いてありますが、県立の2次試験日と市立稲毛の1次試験日が1月24日でかぶっているので、いずれにせよ併願はできません。
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募集人数と選抜方法
募集人数と選抜方法を確認していきましょう。
2021年募集人数
- 千葉:80名
- 東葛飾:80名
- 市立稲毛: 80名(男子:40名、女子:40名)
募集人数は昨年同様各校80名です。
選抜方法は、
2021年選抜方法
- 千葉:1次検査=適性検査、2次検査=適性検査+面接
- 東葛飾:1次検査=適性検査、2次検査=適性検査+面接
- 市立稲毛: 適性検査+面接
県立2校は1次試験で適性検査を行い、さらに2次試験でも適性検査、プラス面接を行います。(例年だと面接です)
市立稲毛は1次試験で適性検査、プラス面接を行います。
稲毛は1次試験のみです。

そういうことですね。
このスケジュールは昨年も同じなんですが、他県と比べてもかなり厳しい感じです。
高倍率のため関所を多くしているのか、それとも別の理由があるのか、そこは分かりませんが、適性検査を両日に渡って行うってのは受験生からするとかなり負担ですね。
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最後に
今回は、2021年千葉県公立中高一貫校の受検スケジュールを調べてみました。
倍率に関しては、募集が終了してからになります。
でもまぁ、昨年と同じくらいの倍率になるのではないかと予測されます。
2020年倍率
- 県立千葉=8.90倍
- 県立東葛飾=10.73倍
- 千葉市立稲毛=7.82倍
各校の大学合格実績などを考えると人気が下がると思えないので、来年も同じくらいの高倍率になることが予想されます。
千葉県在住で公立中高一貫校を希望される方々は十分に対策を練って挑む必要がありますね。
合わせて私立の併願も考えてみる必要があるかもしれません。
対策に関してですが、
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
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作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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子供新聞を3社徹底比較。中学受験にこども新聞は必読ですよ
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受験(受検)直前期に大切なのは『時間の使い方』です。
残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切ですね。
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また、直前期の対策と言えば、とにかく過去問です。
過去問には志望校の問題傾向が全て載っています。
しっかり取り組んでいきましょう。
試験の前日まで成績が伸びる可能性は十分にあります。
最後の最後まで油断せず頑張っていきましょう。
千葉県公立中高一貫校紹介ページ
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千葉県公立中高一貫校2020年大学合格実績まとめ
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公立中高一貫校を落ち、地元中学ではなく、私立中学へ進学した2つの理由
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適性検査型入試を実施している私立中高一貫校(東京 2021年入試版)
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記事を更新しました
2020年受検も終了し、各校の受検倍率結果も出ましたので記事を更新いたしました。
千葉県には現在、3つの公立中高一貫校があります。
(ちなみに全国の公立中高一貫校がどのくらいあるのか興味のある方は、こちらの一覧をどうぞ、ご確認ください。)
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全国・公立中高一貫校一覧
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そうですね。
公立中高一貫校受検はどの県も倍率が高いんですが、たしかに千葉は関東でも特に倍率の高い県です。

たしかに。
埼玉もそうですが、生徒数と学校数のバランスの悪い県は1次試験だけじゃ選抜できずに2次試験まで行う傾向にあります。
でもまぁ、東京は1次しかやりませんが、全国的に2次試験までおこなう所が多い気がしますね。
やっぱり倍率が高いですからね。
そうならざるを得ないというか。
では、埼玉、東京同様、千葉県公立中高一貫校の2020年受検スケジュールをみていきましょう。
千葉県公立中高一貫校 2020年受検スケジュール
学校名 | 千葉県立千葉中学校 | 千葉県立東葛飾中学校 | 千葉市立稲毛高等学校附属中学校 |
所在地 | 千葉県千葉市中央区葛城1丁目5-2 | 千葉県柏市旭町三丁目2番1号 | 千葉県千葉市美浜区高浜3丁目1-1 |
URL | URL | URL | URL |
予想 R4偏差値 | 64 | 60 | 53 |
募集人数 | 80名 | 80名 | 80名(男:40名、女:40名) |
応募資格 (基本的な条件,特例有) | 千葉県在住 | 千葉県在住 | 千葉市在住 |
出願受付 | 11/18~20 | 11/18~20 | 12/10~11 |
1次検査 | 12/7 | 12/7 | 1/25 |
1次検査選抜方法 | 適性検査1-1、1-2 | 適性検査1-1、1-2 | 適正検査Ⅰ、Ⅱ、及び面接 |
1次検査合格発表 | 12/19 | 12/19 | 1/31 |
2次検査 | 1/25 | 1/25 | - |
2次検査選抜方法 | 適性検査2-1、2-2、及び、面接 | 適性検査2-1、2-2、及び、面接 | - |
受検人数 | 712名(男363名,女349名) | 859名(男446名,女413名) | 626名(男267名,女359名) |
募集人数 | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) |
受検倍率 | 8.90倍 | 10.73倍 | 7.82倍 |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
これが直近のR4偏差値と受検スケジュールになります。
2019年と比較しましたが、日時は数日違いますが、あとはほとんど同じスケジュールです。
シンプルで分かりやすい感じです。
間違いやすいので補足しておきますが、千葉と東葛飾は県立で、稲毛は千葉市立です。
県立の2校は表を見て頂ければお分かりの通り、2次試験まであります。
千葉市立の稲毛は1次試験一発。
適性検査から面接まで1日で行うスケジュールになっています。
稲毛は千葉市在住でなければ応募できません。
県立の2校は千葉県在住であれば応募できます。
注意してください。
また、県立、市立ともに注意事項として「他の公立中等教育学校、公立併設型中学校は併願できない」となっています。
埼玉とは違って、千葉県は1校しか受検できませんね。
まぁ、他の県も基本的には1校しか受検できませんから、埼玉がレアケースなんですが。
それに県立の2次試験日と市立稲毛の1次試験日が1月25日でかぶっているので、いずれにしても併願はできません。
これも注意が必要です。
募集人数と選抜方法
募集人数と選抜方法を確認していきましょう。
<2020年募集人数>
千葉:80名
東葛飾:80名
市立稲毛: 80名(男子:40名、女子:40名)
募集人数は昨年同様各校80名です。
選抜方法は、
県立2校は1次試験で適性検査1,2を行い、さらに2次試験でも適性検査1,2、プラス面接を行います。
市立稲毛は上記しましたが1次試験で適性検査1,2、プラス面接を行います。1発試験ということになります。

そういうことですね。
このスケジュールは昨年も同じなんですが、他県と比べてもかなり厳しい感じです。
高倍率のため関所を多くしているのか、それとも別の理由があるのか、そこは分かりませんが、適性検査を両日に渡って行うってのは受験生からするとかなり負担ですね。
受検倍率結果
千葉県公立中高一貫校2020年受検倍率が発表になったので追記いたします。
学校名 | 千葉県立千葉中学校 | 千葉県立東葛飾中学校 | 千葉市立稲毛高等学校附属中学校 |
受検人数 | 712名(男363名,女349名) | 859名(男446名,女413名) | 626名(男267名,女359名) |
募集人数 | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) | 80名(男:40名、女:40名) |
受検倍率 | 8.90倍 | 10.73倍 | 7.82倍 |
トータル | 9.15倍 | ||
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
ちなみに2019年が、
2019年受検倍率は?
千葉中=定員80名に対して受検者数666名=8.32倍
東葛飾中=定員80名に対して受検者数927名=11.58倍
稲毛付属中=定員80名に対して受検者数565名=7.06倍
トータル=8.99倍
だったので、トータル倍率的には0.16ポイント上昇した形です。

東葛飾は、減ったといっても異常値ですね。
11倍弱ですからね・・・
今年もツライ受検になりましたね・・・
おすすめ
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最後に
今回は、2020年千葉県公立中高一貫校の受検スケジュールと倍率を調べてみました。
昨年同様、9倍超えの異常値です。
前回の東葛飾の倍率はヒドイと思いましたが、2020年もヒドかったですね。
他の2校も9倍弱、8倍弱と軒並み高倍率です。
やはり千葉の激戦ぶりは異常です。
受検者数2,197名のうち240名が合格ですから、不合格が1,957名ってことになります。
9人に1人しか入学できないって事になります。
各校の大学合格実績などを考えると
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千葉県公立中高一貫校2019年大学合格実績まとめ
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人気が下がると思えないので、来年も同じくらいの高倍率になることが予想されます。
千葉県在住で公立中高一貫校を希望される方々は心してかかる必要がありますね。
合わせて私立の併願も考えてみる必要があるかもしれません。
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公立中高一貫校を落ち、地元中学ではなく、私立中学へ進学した2つの理由
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適性検査型入試を実施している私立中高一貫校(東京 2021年入試版)
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対策に関してですが、
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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受験(受検)直前期に大切なのは『時間の使い方』です。
残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切ですね。
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また、直前期の対策と言えば、とにかく過去問です。
過去問には志望校の問題傾向が全て載っています。
しっかり取り組んでいきましょう。
試験の前日まで成績が伸びる可能性は十分にあります。
最後の最後まで油断せず頑張っていきましょう。
【千葉県の公立中高一貫校、過去の情報は以下のカテゴリーから】