中学受験 記事No.1~50まで 長男

【行ってはいけない私立中学】偏差値だけで選ばない!中学受験、志望校選びの6つのポイント

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とうさん
子供の中学受験を考えてるんだけど、ぶっちゃけ、受験しちゃいけない(行ってはいけない)学校ってある?

なるほど。
失敗したくないですもんねぇ。
分かります。その気持ちは。

とうさん
どこか評判が悪くて知ってる学校ある?どこ、どこ?

結論から言うと、行っていけない学校ってのは、

『お子さんの性格に合わない学校』です。

とうさん
え~、なにそれ?

肩透かしなのは分かります。
でも、『行ってはいけない学校』なんてのは無いですよ。

『この子には合うけど、あの子には合わない』

と、お子さんの性格に応じて変わります。

とうさん
なんかなぁ・・・そういうことじゃないんだよね・・・

どうも腑に落ちないようですね。
では、今回は志望校選びの事に関して書いていきたいと思います。

我が家の長男は現在都内の私立高校に通っています。
彼は中学受験をして私立中学に入学し、そのままエスカレーター式で高校に内部進学しました。
学校選びに関しては、我が家も中学受験の際、非常に悩みました。
その辺の事は、僕も経験者なので、よく分かります。

この記事を読んで頂ければ、前述の『行ってはいけない私立中学は、お子さんの性格に合わない学校』と言った意味を理解してもらえると思います。
中学受験を考えている方は、参考になると思いますよ。

【行ってはいけない私立中学】偏差値だけで選ばない!中学受験、志望校選びの6つのポイント

とうさん
学校選びは悩むね~。 説明会や文化祭に行けば、その学校の雰囲気は分かるよ。 でも、いざ選ぶとなると、どうしたもんかなぁ~って思っちゃう。 それで、やっぱり最終的に偏差値をベースに選んじゃうよね

そうですよね。
数字が一番わかりやすいですからね。
私を含め保護者は

  • 「とにかく進学実績の良い」
  • 「伝統のある」
  • 「偏差値の高い」

学校への進学を希望する方が多いと思います。

わかります。それが人情だと思います。
しかし、それは「受験をする子供本人の希望する学校」でしょうか?
保護者の希望であって受験する子供本人の気持ちとは異なる事があります。

とうさん
う~~ん。 どうなんだろう。たぶん同じだと思うけど念のため再確認してみるよ。

そうしてみてください。
もし親子で志望校が違っていたとしても、受験をする子供本人に意思があるだけ良いかもしれません。

そもそも子供本人の意思が無いケースも多々あると思います。

  • 「親がやれって言ってるから受験をする」
  • 「親が、この学校がイイって言ってるから」

という具合に。

そのような状況で進路を選んだ場合、入学後どのような問題を生じる可能性があるでしょうか?

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学校の体制と本人の性格の不一致

まず、我が家の長男の通う学校を例にして書いていきたいと思います。

彼は公立中高一貫校に落ち、テスト慣れするために受験した私立中学の一校に進学しました。
適性検査型の試験を取り入れている学校という事は詳しい方は既にお分かりの通り、伝統校ではなくいわゆる新興校です。

新興校ということは....。

そう。
これまた詳しい方はお分かりの通り、伝統校のノビノビとした個性を伸ばす建学の精神とは一線を画す「超管理型」の学校体制です。

日々、大量の宿題を課され。
日々、勉強スケジュールを記す管理ノートの提出を課され。
部活も毎日ではなく、週に何回かに限定され。
赤点を取れば部活への参加も補習を受けるまでは許されない。

そういう完全に管理された中学生活を送りました。

とうさん
なんか自由がなくて悲惨な感じ・・・

そう見えますよね。
でも、その自由の無いがんじがらめの生活が最悪かといえば一概にそうとは言えません。

ウチの子供のように

  • 自分では自発的に行動をおこせない。また、制御ができない。
  • けれども、ルーズなわけではなく課題があればキチンとこなす。

という受け身の性格の子供の場合は、ものすごくピタッと合うようです。

別段ストレスを感じることもなく日々楽しく中学生生活を過ごし卒業しました。(3年間で欠席は1回だけでした)

ただし、このように自分で考える事ができない子供が将来社会に出てどうか?と考えた場合は、正直我が子ながら首をひねってしまう所ですが....。それは今後の話ですね・・・

上記のように、文面で見てしまうと生活全てが、ガチガチな感じがしてしまいますが実際はそんな事ありません。

長男曰く

「当たり前の事だけ、当たり前にやってれば、別にどうという事ない。決まってる事以外は厳しくアレだめ、コレだめって言われる訳ではないから」

との事です。

とうさん
なるほどね~。 つまり小学生の時の塾の管理方法と同じ感じだね。

平たく言うと、そんな感じかもしれませんね。
だから今までとなんら変わらないという感覚なのかもしれません。

話を戻しまして。
そういった管理された生活がガッチリ合うタイプもいれば、その逆もまた然りです。

参考までに長男の学校の一年次の退学者数は3名でした。
そのうち2名は学校の体制になじめず退学されました。

具体的には、宿題、提出物が全く出されていなかったり、学校の試験結果が悪く、その上で決められた補習を受けなかった、などの理由で親が呼び出され、結果、退学を決めたという事でした。

とうさん
なるほど。 まさしく、この子達の場合は学校の体制に合わなかったって事だよね。

そういうことです。

学校側が、もう少し長い目でこの子達の成長を見られる体制であれば退学とはならず、もしかしたら、どこかの成長段階で彼等の意識も変わっていたかもしれません。

一方、他校に行かれた保護者の方から、こんな話を聞きました。

この方のお子さんは、いわゆる有名な伝統校に進学されました。
その方は進学した学校が全く管理してくれない事を心配しているとの事でした。

宿題も全く出ない。

  • 定期試験で赤点だろうが、全く補習がない。
  • 子供が日々どのような生活を送っているか全く把握できない。
  • これだけ管理されないと、なんのために高い学費を払って私立に入れたか分からなくなってくる。

との事でした。

とうさん
さっきの話とは真逆の悩みだね。

その通りですよね。
勉強してるかどうかも、どんな生活を送っているかも分からない。
不安でならないと。

でもまぁ、それが生徒からすれば「自由」ということで、「主体性を尊重する・育てる」ということに繋がるのかもしれません。

例えば、前者で退学した子供たちが、もし、この学校に通ってたらどうだったでしょうか?
もしかしたら、楽しく充実した学校生活を送っていたかもしれません。

これは一例です。
学校の体制というのは、学校によって大きく異なります。
学校選びの際、しっかりと確認しておく必要があります。

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どのように志望校を選択すればよいのか?志望校選びの6つのポイント

とうさん
じゃあ、何を目安に志望校選びをすればいいの? 不安になってきた・・・

そうですよね。
基準が必要だと思います。
どう選んだらよいか分からない場合、以下の6つの点をチェックしてみてください。

1.通学時間

通学時間はどのくらいですか?
これは非常に大事な事です。
毎日の事ですし、通学交通費にも直結します。

一般的には自宅から1時間以内の距離が妥当とされています。

2.お子さんは大学進学を望んでいるか?

お子さんは大学進学を望んでいますか?
中学受験を希望する父母の皆さん、そのほとんどがお子さんの大学進学を当たり前だと思って中学受験をさせると思います。

そうではなく、子供本人はどう思っていますか?

先の話なので分からないかもしれませんが、ぼんやりでもイイです。
お子さんの気持ちを確認しておきましょう。

3.男子校、女子校、共学校、どれにするか?

これも大事です。
どれもメリット、デメリットがあります。

まず、男女別学です。
東大、京大などに合格者を多数輩出する超進学校、またいわゆる有名伝統校といわれる学校には男子校、女子校が多いです。

一般的に言われる事ですが、異性の目を気にせず生活できることによって、本当の自分を出せるといわれます。
例えば勉強で質問がある場合、男女別学の方が先生に質問がしやすいと言われます。

とうさん
思春期だからね。 カッコつけたくなっちゃうもんね。

そういうことですね。
学校行事でも部活動でも、本来の自分らしさを発揮しやすいのは別学で、それが最終的に勉強にも繋がっているのかもしれません。

デメリットは、逆に異性との交流が少ないので異性間のコミュニケーション能力不足になりやすいという点です。
思春期の10代の6年間ですので、そこは大きなデメリットだと思います。

次に共学校です。
共学校のメリットは別学のデメリットが当てはまります。

思春期の多感な時期に、男女区別なくコミュニケーションを取れるというのは良い事だと思います。
男女の物事の考え方の違いや価値観の違いを学ぶ事は将来的にも大切なことです。

デメリットもまた同じように別学のメリットが当てはまります。
異性がいると意識してしまい自分を出しづらいというのがあると思います。

とうさん
なるほどな~。 これは子供の意見を聞かないと分からないな。

そうですね。
今後6年間の事ですので、親子でよく話し合って決める必要があると思います。

4.学校の歴史や宗教にかんして

仏教系、カトリック、プロテスタント系などの宗教系統。

女子校の女子学院はプロテスタント系、雙葉はカトリック系。
男子校のは仏教系です。

また学校の設立背景、歴史なども抑えておいた方がよいです。

例えば、男子校の攻玉社海城は元々は海軍学校だったりします。

やはり、それによって各学校特色ある教育を行っていて、カトリック、プロテスタントなどのミッション系の学校であれば、聖書の時間があったり、礼拝があったり、生活指導も厳しかったりします。
仏教の学校は、入学式で数珠をもらったり、行事やことあるごとにお坊さんの説法を聞いたりします。

女子校の豊島岡は発祥が裁縫学校なので、朝5分間「運針」の時間があります。
今はどうか分かりませんが、海城は遠泳の行事があったりしたといいます。

思春期の6年間ですから、日々の教育や各生徒達の中に無意識に根付くでしょう。

5.校則や管理方法、自主性や自由度

前項で、例としてウチの長男の学校の事を書きました。
新興校といわれる学校はキッチリ管理する体制の所が多いです。
一方、伝統校といわれる学校は生徒の自主性を重んじた自由度の高い管理体制の所が多いです。

例えば、よく言われますが、男子校の麻布は校則が無いと言われます。(実際にはそんな事ないですが、ほぼほぼ無いに近いです)
共学校の渋渋も「自調自考」(自らの手で調べ、自らの頭で考える)が学校方針ですので校則は非常にゆるいです。

上記のように比較的校則がゆるく、生徒達の自主性を重んじる学校は体育祭、文化祭など学校行事を生徒主体で運営させている所が多いので、文化祭に行ってみると、どんな学校か分かりやすいかもしれません。

また、学校説明会も積極的に在校生に案内をさせている学校などは生徒主体を強く押し出している学校といえます。

最近の傾向として「生徒主体」の学校が人気なので、元々管理型だった学校も生徒主体へシフトチェンジしようとしているのが見受けられます。

それとは逆に女子校などでは規律を重んじる事、伝統を守る事を文化とそれがその学校のステータスとなっている事もあります。

6.偏差値と合格実績

そして偏差値と大学合格実績です。
もちろんコレも大事です。
数字となって見えるので分かりやすいですしね。

昔からそうですが私立の進学校の場合、東大への合格数が何名かが学校の成績表のようになっています。
合格数0名の所は、なんとか数名出せるように。
毎年、合格数数名の所は、さらに多く出せるように。
毎年、100名超えの実績を出す開成、筑駒、麻布でさえ、毎年雑誌などで「今年はどこぞの学校が東大合格数トップ」などと話題にされます。

東大何名、国立大何名、早慶上理何名、GMARCH何名というのを確認すればよいと思います。
その時、卒業人数をあわせて確認してみてください。

卒業人数が少なくて、多くの合格数をあげている場合、実績としては良いということになります。

学校は偏差値だけで決めてはいけない?

とうさん
なるほど!! 分かりやすいね。 説明会とか文化祭とか行く時も、そこらへんのポイントをおさえて見学すれば無駄打ちしなくていいかもね。

ありがとうございます。

学校訪問する際も「見ておくポイント」「聞いておくポイント」を事前に決めておけば、とうさんの言うとおり無駄打ちしなくて済みますね。

「塾の先生が<説明会、文化祭に行ってください>って言ってたから、とりあえず行ってみました」

「行ってみたけど、結局よく分かりませんでした」

では時間、手間暇がもったいないですよね。
事前にある程度、調べておいて、その確認の意味を込めて学校訪問する。

「あ~、調べておいたとおりだ。思っていたとおりの学校だ」

となれば、俄然、志望する気持ちが高まるというものです。

とうさん
でも、事前に調べると、やっぱり偏差値とか大学合格実績が一番気になっちゃうんだよね。 それだけじゃないって言われてもね。どうしても・・・

なるほど。
正直、同じ立場の保護者としては自分はどうなの?と聞かれると耳が痛い所です。

保護者としては自分の子供には偏差値の高い伝統と実績のある学校いってもらいたいと思うのが本音の所です。

非常に難しい判断ですが、その気持ちをグッと堪えて、やはり学校を選択する際、偏差値や進学実績を重視して判断するのは止めた方が良いと思います。

子供達の学校生活は中学校で終わるわけではありません。
高校、大学と続きます。
中学はあくまでその過程に過ぎません。

下品な言い方になりますが、とにかくステータスが必要であれば大学受験で頑張ればいいのです。
大学受験をがんばるためには何が必要か?と言えば本人がそれまでにしっかりと土台を固めることができる環境が必要です。

それを考えたときに、中学受験で偏差値がいくら高くとも環境によってダラダラと勉強をしないようになってしまったらダメだし、逆にガチガチに管理されてしまい、それが性に合わず途中でヤル気をなくしてしまってもダメ。

本人の性格に合った学校選びというのが必要です。

まぁ、これ入学してみないと分からないんですがね・・・。
ちょうど思春期を迎え、ちょっと前まで親のいうことを「はいはい」聞いてた子供が全く聞かなくなったりしますし・・・。

そこは長年子供を見てきた親の眼でよく吟味する必要があり、また本人にも学校の特色を聞かせて、自分に合うかやっていけそうか覚悟をさせる必要があるかと思います。

最後に

とうさん
なるほど。 何が大切か、何を基準に選べばいいか、ちょっと分かった気がする。

そうですか。
参考になってよかったです。
これらのポイントは塾の説明会などで説明を受けているんじゃないかと思います。
ただ、どうしても聞き流しがちです。

6年間は長いですし、10代の多感な時期の6年間は確実に子供達の人格形成に影響を与えると思います。
受験を経た進学した中学校は、地元の中学校のように多様性に富んだ環境ではなく、ある程度同じような生活レベル、考え方を持つご家庭が集まりますので、どうしても偏りがちな環境といえます。

子供たちが毎日楽しく元気に生活できて、その延長線上に学力を伸ばせる、各お子さんの性格にあった学校を選択したいですね。
そのためには学校選びは偏差値だけではダメで、様々な方向から検討し、お子さん本人の希望も十分に聞きながら慎重に選んでいきましょう。

ホントに蛇足かもしれませんが・・・

ココまで読んでいただいたので、参考までに・・・

記事タイトルの【行ってはいけない私立中学】に関して、もう一つ言える事があるとすれば、『掲示板をチェックする』という方法があります。

例えば、インターエデュ(inter-edu.)などは学校別の掲示板が立っています。
その中には、有益な情報もあれば、誹謗中傷、罵詈雑言もあります。

とうさん
あ~、はいはい。わかったぞ。その中で、あまりにもネガティブな情報が多い学校は行ってはいけない学校ってことだね?

とうさん。それは、ちょっと違いますね。

インターネットの掲示板は、真面目に書き込んでらっしゃる方もいらっしゃれば、イメージを悪くするためにマイナスの書込みをする人もいます。
ですから、それを鵜呑みにしてはダメです。

とうさん
え~、そうなの?

その辺は、じっくり時間をかけて読んでいくと取捨選択できるようになります。
掲示板でチェックするポイントは、内容ではなく『掲示板が生きているか、死んでいるか』です。

とうさん
ん!?それは、つまり書き込みが多くされているかどうかってこと?

察しがイイですね。
そういう事です。
良い書き込みでも、悪い書き込みでも、書込みが動いている学校ってのは注目度の高い学校って事になります。

とうさん
お~!なるほど!わかったぞ。そういうことか!

理解頂けて、うれしいです。
逆に数ヶ月、半年間も新しい書き込みがされないような学校は、ちょっと気を付けた方がイイかもしれません。
質問もなければ、批判もない。興味を持たれていないという事なので志望する方も少ないでしょう。
良い傾向とは言えないでしょう。

蛇足でした。
あくまで、参考程度に気にしておいてくださいね。

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