公立、私立ともに中学入学の際は、入学してから使用する物品を用意する必要があります。

そうです。
各地域、各学校によって時期に違いはありますが、必ず案内のプリントが届くはずです。
地元の公立中学に進む場合は、早い地域で2学期頃には案内が届きます。
公立中高一貫校や私立の場合は、受験→合格した後になりますので1月下旬から2月下旬に案内があるはずです。
そして、この費用が結構かかるんです。

ちょっと、細かくみていきましょう。
もくじ
中学入学の際、準備するべき物品まとめ
私立中学に進んだ我が家の場合は制服、靴、バッグなどの身のまわりのものでザッと¥120,000くらいかかりました。
その他、教科書、参考書、ノート、辞書などで¥60,000程度です。
以下、中学1年当時に入学の際にかかった費用一覧です。
我が家の私立中学1年次学費内訳 | |
入学金+施設費 | ¥450,000 |
制服、靴、バッグなど | ¥120,000 |
教科書、参考書、ノート、辞書など | ¥60,000 |
授業料、施設維持費、父母会費、生徒会費など | ¥650,000 |
総 額 | ¥1,280,000- |
(2015年2月24日現在の情報です。でもまぁ、そんな大幅に誤差は無いと思います) | |
(無断転用・転載を禁じます) © 中学受験(受検)のアレコレ |
¥120,000の内訳としては、
- 制服(ジャケット、ズボン)
- シャツ2枚、靴(ローファー)
- ネクタイ
- ベスト
- セーター
- 上履き
- 体育館履き
- ジャージー(上下)
- 体育用半袖シャツ、短パン
- 通学バッグ(革)
- スポーツバッグ
- 大きなスポーツバッグ
と言う感じです。
この¥120,000というのは私立だから掛かったという金額ではなく、公立、私立に関わらず、このくらいの金額が掛かります。
あらかじめ用意しておく必要がありますので、ご注意ください。
さらに、我が家の場合、身のまわりのもの以外でも、学習に使用する教科書、参考書、ノート、辞書などで¥60,000くらいかかりました。

そうです。
教科書は国から支給されます。
学校によってプラスアルファで教科書や参考書を買いそろえる場合があるんです。
教科書、参考書以外の辞書、ノート、鉛筆、ペンは各家庭で用意する必要があります。
長男の学校の場合、支給される教科書以外の学習で使用する物品で¥60,000かかったということですね。
これは学校によって違うので確認が必要ですね。
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制服採寸など具体的な購入は入学直前!?
さきほど「地域によっては2学期頃に申込みのプリントが配られる」と言いましたが、これは1回目のお知らせで、具体的な購入はもう少し直前になるはずです。

1回目のお知らせは、「こんなモノが必要ですよ~。こんなスケジュールですよ~。購入できるお店はココですよ~。早く注文すると割引がききますよ~」という事前連絡の場合が多いですね。
初めてのお子さんで全く何をどうしたら良いか分からないご家庭の場合、突然のお知らせで「はい。これです。すぐ決めてください。金額はいくらです」というのは混乱してしまいますよね。

なので、まず1回目の早めのお知らせで大体の情報をお知らせして、よく考えてもらって注文まで進めてもらう。
そして、実際の採寸などは直前の1月とか2月が多いみたいですね。

そうなんです。
このくらいの年齢のお子さんの場合、数ヶ月で一気に身長が伸びてしまったりするので半年前に採寸ってわけにはいかないわけですね。

大体、年が明けてからが多いみたいです。
早くても12月ころでしょうね。
私立の場合は受験、合格、入学手続きのあとになりますので、大体2月中旬が多いです。
入学前の説明会とあわせて、説明会後に制服採寸をやってしまう学校が多いです。
我が家の場合は、その流れでした。
受験を終え、合格をいただき、入学の手続きを終えるとその後入学前説明会と必要物品購入のため学校に集められました。
その時、バーッと制服の採寸なんかもしてもらいました。
学校によっては、その時に入学までの期間、2、3月の間にやるべき問題集や宿題なんかを手渡す所もあります。
東京の私立中学の場合、必要物品を大手百貨店が全て手配している場合が多いです。
伊勢丹や三越、高島屋なんかがやっています。
伝統校などでは昔馴染みの専門業者さんがやっているケースも多いです。
学校の先生方が入学式の案内の際おっしゃっていましたが、親がユニクロのシャツやパンツを穿いて会社に通勤しているこのご時世に、本当に贅沢な話です。まったく。
大体のモノは今後確実に使用するので初期投資と考えれば、まぁ仕方ないかで割り切れるんですが、今考えればコレ買って失敗したなぁっというモノもなかにはあります。
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中学入学時、買いそろえたけど不必要だったもの
まず第1にバッグです。
必要だというので、我が家ではバッグを3種類購入しました。
・革の通学バッグ
いわゆる学生カバンです。(上のイラストはイメージです)
普段はこのバッグを使用すると言われたので購入したのですが、持ち歩いたのは最初の一ヶ月だけ。
今も子供の部屋でホコリをかぶった状態で放置されています。
学校によっては、正装の日とか行事の日はこのキチンとしたバッグを持つように指導される所もあるようなので、その場合は購入せざるを得ませんよね。
・スポーツバッグ
街中で高校生が肩にかけて歩いているのをよく見かけると思います。
紺や黒のポリエステルやナイロン素材のバッグです。
このバッグが一番使用頻度が高いんじゃないでしょうか。
ウチの子供の場合、結局コレしか使ってない状況です。
・大きなスポーツバッグ
スポーツバッグタイプの大きなバッグです。肩から斜め掛けできるタイプのものです。
教科書と体操着、部活用品をまとめて持つために大きいものが必要という事だったので購入したのですが、結局入学後半年間は使っていたものの、その後、重すぎるだの、満員電車だと邪魔になるだので使用されなくなりました。
結局、スポーツバッグしか使わなくなりました。
学校のマークが入っているため、他に使用できるところがありません。残念な結果です。
コートはなぜか着ようとしない
次にコートです。
私立の場合、どこの学校でも学校指定のコート(ダッフルコートやPコートなど)があると思うのですが全く着ようとしません。
どんなに寒い真冬でもセーターとジャケットしか着ようとしないのです。
ワケが分かりませんが、まぁそういう文化なのでしょう。
たしかに街中でもコート着てる中高生ってあまり見ないですよね。(あくまで都内の話です)
特に男子、ほとんど見ません。
成長期なので、結構大きくなるだろうと、見越してかなりブカブカのLサイズを購入しました。
1年生の冬、本当に寒い日何度か着ましたが、それ以降全く使わず。
今も洋服ダンスの奥へ押し込まれたままです。
逆に、多めに必要だったもの、消費されていくものは?
これは皆さん大体想像がつきますよね。
まずYシャツです。
ウチは男子です。
年頃なので、すぐ襟元や袖口が黒くなります。
当初2枚買ったのですが、もちろん足りません。
その後、すぐに2枚買い足して4枚でしばらく回しましたが、今度はすぐに体が大きくなって着れなくなり、どんどん買う始末です。
まぁ、男子の親御さんは同じ感じだと思います。
次は靴下。
まぁ、すぐに穴が開きます。そして臭くなります。
靴も同様。
ジャケットやスラックスも成長が早いためすぐに着れなくなるのですが、我が家では夏服冬服2セットずつで回しています。
結構高いんですよね。
学校によっては父母会でバザーを開いている所があります。
学園祭の時に開催したりして。
そういう所で程度のイイ、あえて大き目のサイズを購入するのも手だと思います。
とにかく、身に着けるものに関しては夏服と冬服があるし、すぐに小さくなるし、中学と高校で少し違ったりしたするケースもあるので思っている以上に費用がかかると思います。
裕福なご家庭は別ですが、「古着はちょっと...」などと言わず、積極的にバザーを利用するのも賢い選択な気がします。
最後に
今回は、中学入学前の準備に関してまとめてみました。

そのとおりです。
公立中学に進学されるご家庭も「公立だからそんなに掛からないだろう」と思っていたら注意です。
ご紹介した通り、結構かかります。
制服、その他、身に着けるものだけで、少なくとも¥100,000近くはかかってくるはずです。
入学後、部活に入部すれば必要物品が別途必要ですし、PTA費やら、給食費、修学旅行の積立、私立の場合は日々の弁当代、電車代などなど。
さらに高校受験されるご家庭は塾も検討しなくてはなりません。
次から次へと出費が続きます。
無駄なモノにはできるだけお金を使わずに、貯めておいた方がいいです。
あとからでも購入できるものは、焦らずよく検討してから購入したほうが良いでしょう。