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【中学受験】塾別合格実績2020・東京主要私立女子校まとめ・サピが桜蔭・JG・雙葉へ613名

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先日、以下の記事で東京にある主要私立男子中学校の塾別の合格実績をまとめました。

【中学受験】塾別合格実績2020・東京主要私立男子校まとめ・サピックス強し!?

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とうさん
とうさん
男子校に関しては、今年も『サピックス強し』だったね。たしか。

そうでしたね。
いろんな方面で様々な事を言われていますが、『合格実績』という数字だけで見る限りサピックスが圧勝と言わざるを得ない結果でしたね。

今回は、前回の男子校に引き続き、東京にある主要私立女子中学校の実績をまとめていきたいと思います。

とうさん
とうさん
下世話だけど、中学受験をするご家庭、特に女子校を目指している方には絶対関心のある数字だね。

そうですね。
「私立難関校へ何名合格者を出したかってのが塾の成績表」みたいなものですからね。

毎回、言っていますが、

  1. 中学受験は塾次第
  2. 中学受験は親の受験

と評されるように中学受験は『塾の指導力』『親の熱意』が大きく反映する受験とされています。(もちろん、本人の努力が最も重要です)

つまり『本人の性格にマッチした塾選び』『それを決める親の正確な判断』が合否を分ける要因の一つというわけです。

下世話な統計かもしれませんが

『お子さんの志望する学校へ最も多く合格者を出している塾はどこなのか?』

これは親として確実に知っておくべき情報です。

『なんでそんな事分かるのよ?この記事を書いてるのは誰なのよ?』と思う方もいらっしゃると思うので一応軽く自己紹介しておきます。

このブログの管理人のリョウスケといいます。
我が家の長男も2015年に中学受験をしました。
今、都内私立高校の3年生になります。
受験した当時は分かりませんでしたが、振り返ってみると分かることが数多くあります。
このブログでは、そのあたりの経験・知識を記事にしています。
また、このブログは運営して5年間くらいになります。
さすがに5年間、中学受験(受検)のデータや情報を集めていると分かってくる『気づき』『傾向』が数多くあります。
データが全てではないですが確認しておいて損は無いと思います。

という事で、前置きが長くなってしまいましたが表を見ていきましょう。

結論を先に言ってしまうと、

『昨年同様、男子校同様、サピックス強し』

という感じです。

東京の学校のみのデータになります。
他都道府県にお住まいの方はごめんなさい。
とはいえ、どの塾の実績がイイか?は、参考にはなると思うので、よろしければ是非ご確認ください。

【中学受験】塾別合格実績2020・東京主要私立女子校まとめ・サピが桜蔭・JG・雙葉へ613名

では、表を確認していきましょう。
この表は2020年『大手5塾の東京私立女子中学合格実績』をまとめたものです。

縦列は主要私立女子中学を、日能研R4偏差値順に並べています。
横列は塾ごとに合格数の多い順に並べています。

塾別の合格総数だけ抜き出してみましょうか。

塾別・東京私立女子中学合格総数

  1. SAPIX=2,045名
  2. 日能研=1,600名
  3. 四谷大塚=1,552名
  4. 早稲田アカデミー=1,109名
  5. 栄光ゼミナール=476名
とうさん
とうさん
男子ほどではないけど、サピックスの実績がトップだね。やっぱり。

そうですね。
圧倒的という感じではないですね。
3社が接戦で、そのちょっと後ろに早稲田アカデミーがいて、さらにその後方を栄光ゼミナールが走っている感じですね。

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サピックスから桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡へ674名

では、サピックスの女子御三家+豊島岡への合格実績はどうでしょうか?

サピックスから女子御三家+豊島岡への合格実績

  • 桜蔭=172名
  • 女子学院=148名
  • 雙葉=61名
  • 豊島岡=293名

トータル:674名

4校の合格実績を合算すると674名になります。
昨年の618名を超えてきましたね。

サピックスの4校への合格実績は他の塾を寄せ付けないぶっちぎりの実績です。

男子校の場合は新御三家なんかも、かなりサピックス優位な数字だったんですが、女子高に関しては御三家+豊島岡以外は4塾接戦となっています。
そのあとを栄光が走る感じです。

主要私立女子校(東京)・塾別合格実績昨年比較表

では、次に昨年実績と今年の実績を1枚にまとめた表を見てみましょう。

表が大きくなってしまって見づらいですが参考程度にご覧ください。
PCの方はスライドバーで横にスライドできるようになっています。
スマホの方は横に引っ張ってみてください。全体が見られると思います。

各塾若干減らしてる感じなんですが、サピックスだけは微増。
昨年をかろうじてキープした感じです。

公立中高一貫校とは違い、どの学校も定員に対してかなり多めに合格を出すので、塾トータルの合格数が定員数を大きく超えています。
この辺が私立中学受験の倍率がいまいち信用できないところです。

定員と合格総数の差が激しい学校は、公表されている倍率よりも『合格を多く出している』学校といえますね。
戦略を立てる上で、チェックしておく必要がありますね。

最後に

今回は、2020年大手5塾の東京私立女子中学合格実績をまとめてみました。

とうさん
とうさん
女子中学受験に関しては、御三家・豊島岡なんかのトップ校を目指すならサピックスかな。

そうですね。
保護者の立場からすれば、いくつか選択肢があるのであればサピックスを選んでしまう気持ちはよく分かります。

この表を使い、お子さんの志望校に対して、

ポイント

  1. 『多くの合格を獲得している塾はどこか?』
  2. 『昨年と比較して伸びがいいのはどこか?』
  3. 受験戦略を立てる上で『定員に対して合格を多く出している学校はどこか?』

このあたりの事がチェックできると思います。
1,3は分かると思いますが、2に関して、なぜ大事かというと『昨年から伸びがある』ということは『その学校の受験対策ができている』ということですのでチェックしておきましょう。

とうさん
とうさん
なるほど。覚えておこう。

ただし、毎度毎度同じことを言いますが、、この記事でも紹介した通り「素晴らしい実績を上げている塾がお子さんの性格に合った塾とは限らない」という事を覚えておきましょう。

あくまで資料ですので、参考にするのは良いと思いますが、鵜呑みにせず、お子さんの性格・立地・合格実績などなど、様々な事を全て盛り込んだ上で、しっかり判断していきましょう。

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この記事で2019年塾別、東京都主要私立中高一貫校合格実績をまとめました。

とうさん
とうさん
男子校の合格実績をまとめたんだよね!
いや~、とにかくサピックスの実績がスゴイっていう印象しか残ってないや。

そうでしたね。

2019年はサピックスが筑駒、御三家(開成、麻布、武蔵)へ584名の合格実績を出しました。

毎年、スゴイ実績を出しているので当たり前になってきてましたが、改めて見るとやはりスゴイですよね。というか、異常値ですね。開成の東大合格実績と同じで。

とうさん
とうさん
ホント、ホント。
一人勝ちっていっても言い過ぎじゃないよね。これは。
そりゃ、サピックス選ぶわっていう感じ。

そうですね。

数字で見てしまうと、そういう印象を持ってしまうのは仕方ない事かもしれませんね。

さて、ということで前回は男子校でしたが、今回は女子校をまとめていきたいと思います。

とうさん
とうさん
おっ!今回は女子校!
他の塾の巻き返しはあるか!?

そうですね。

他塾の底力をみせてもらいましょう。

では、早速見ていきましょう。

・2019年の実績を拾っています。

・集計しだすとキリがないのでとりあえず、SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研、栄光ゼミナール主要5校の実績になります。

2019年 主要塾別 東京都私立中高一貫校 合格実績

縦列は東京都内の主要私立中高一貫校を男・女・共学別、日能研R4偏差値順に並べています。

横列は塾ごとに合格数の多い順に並べています。

別記事でもお知らせしましたが、トータルでは、

SAPIX=7,025名

四谷大塚=5,947名

早稲田アカデミー=4,693名

日能研=4,558名

栄光ゼミナール=2,047名

ってことでSAPIXが頭一つ出てる感じです。

その下、3校が接戦で、栄光がその後を走ってる感じですかね。

では、今回は女子校の実績を見ていきましょう。

SAPIX=1,913

四谷大塚=1,777名

早稲田アカデミー=1,290名

日能研=1,725名

栄光ゼミナール=519名

男子校の時とは違い、だいぶ接戦です。

4校とも大体同じくらいの実績と言えるでしょう。

栄光だけ少し、後ろを走ってる感じです。

桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡へ618名。サピックス強い!

では、女子の御三家+豊島岡への合格実績はどうでしょうか?

桜蔭=175名

女子学院=125名

雙葉=48名

豊島岡=270名

4校トータルで618名。

4校トータルの2番手が早稲田アカデミーで298名ですから2倍ですね。

とうさん
とうさん
サピックスやっぱり強いな!

主要女子校トータルでみると各塾接戦でしたが、女子御三家+豊島岡の実績でみると男子校の時同様、サピックスの一人勝ち感は否めません。

なぜ、ここまで差が開くのか。

優秀な子がサピックスを選んでいるのか、サピックスに入塾したことによって伸びているのか、よく分からなくなってきました。

ただし、この数字を見てしまうと、同じくらいの費用を払うならばサピックスへ入塾させたいと思ってしまう親心は仕方ないかなっと思います。

最後に

今回は、塾別の私立女子中学への合格実績をまとめてみました。

いかがだったでしょうか?

とうさん
とうさん
今回もまたサピックスよいしょ記事みたいになっちゃったね。

う~~ん。

そうですね。

残念ながら、そうなってしまった感は否定できませんね。

数字は嘘をつきませんからね。

これだから塾選びは難しいです。

この記事でも書きましたし、男子校の記事でも「素晴らしい実績を上げている塾がお子さんの性格に合った塾とは限らない」「十分に考えてお子さんの性格に合った塾を選ぶ事が大事です」と申し上げました。

実績と言うのは、あくまで断片に過ぎません。

その部分だけを見て選んだところで、お子さんの性格に合っていなければ成績は伸びません。

しかし、逆の考え方もまた然りで、言い方悪いですが、どんなにケアがしっかりしてて、生徒想いの良い塾だったとしても合格させることができなければ意味がありません。

そこが学校と塾の違いと言えるでしょう。

学校は成績だけで判断できない部分が多々あります。

人生は勉強だけではありませんので。

しかし、塾は違います。判断基準は勉強だけです。

全ては結果論でしかないんですがね。
あとからであれば何とでも言えますので。

だからこそ偏差値とか合格実績とか数字で選んでしまうんです。

もっとも現実的ですので。

保護者目線で見れば、やはりサピックスでしょうね・・・。

この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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