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【埼玉県立伊奈学園中を徹底解説】評判・偏差値・受検スケジュール・大学合格実績・合格に強い塾

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とうさん
とうさん
公立中高一貫校を受検しようと思っているんだけど、『埼玉県立伊奈学園中学校』ってどんな学校?

埼玉県立伊奈学園中学校は、埼玉県北足立郡伊那町にある中高一貫校(公立中高一貫校)です。
通称は「伊奈学」。

伊奈学園は1984年に『伊奈学園総合高等学校』として創設され、2003年には中高一貫校となりました。
学園とつけられているため、私立と間違える方も多いですが、県立の学校です。

最寄り駅は、以下のとおりです。

  • 埼玉新都市交通ニューシャトル 羽貫駅 徒歩10分
  • JR高崎線 上尾駅東口3番乗り場 朝日バス約25分 伊奈学園下車
  • JR宇都宮線 蓮田駅 朝日バス or けんちゃんバス 約20分 伊奈学園下車
  • JR高崎線 桶川駅 けんちゃんバス 約20分 伊奈学園下車

埼玉県立伊奈学園中学校は教育方針として

  • 自彊創生

を掲げています。

自彊創生とは、「自ら努め励み、自らを新しく生み出す」という意味で、自主性を育てるカリキュラムが組まれています。

その教育方針のとおり、伊奈学園では90個の授業から好きなものを自分で選んで時間割が組めるようになっていて、大学の講義のように組み合わせて受験に必要な科目はもちろん、自分の興味がある科目の授業を受けることができます。

とうさん
とうさん
へ~、自由度の高い学校なんだね

この記事では埼玉県立伊奈学園中学校の基本情報・受検スケジュール・大学進学実績など数字的なことまで詳しく解説していきます。

この記事で分かること

埼玉県立伊奈学園中学校の

  1. 基本情報
  2. 大学進学実績
  3. 受検スケジュール
  4. 伊奈学園への合格実績のいい塾

この記事の執筆者

リョウスケ

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【埼玉県立伊奈学園中を徹底解説】評判・偏差値・受検スケジュール・大学合格実績・合格に強い塾

埼玉県立伊奈学園中学校の基本的な情報を解説していきます。

前項でも書きましたが、併設中学は2003年に設置されました。
つまり、中高一貫校になったのは2003年からってことですね。

とうさん
とうさん
なるほど。『併設校』ってことは、高校からの募集があるってことだね?

そうですね。
『中等教育学校』は高校募集がありませんが、『○○高校付属中学』のような『併設型』の場合は、高校の募集があります。
伊奈学園は『併設型』ですので高校募集・高校入学もありますね。

公立中高一貫校の場合は、精神年齢的にも同じレベルの子たちが集まるので生徒間の距離感も魅力ですし、公立ですので中学3年間の学費は無償、高校も助成制度を使えば無償です。(もちろん、学費以外の制服代・教材費などなどは必要ですのでご注意ください。)

非常に魅力的ですね。

伊奈学園の特徴は、なんといっても

  • 190個の授業から好きなものを自分で選んで時間割が組める
  • 大学の講義のように組み合わせて、受験に必要な科目はもちろん、自分の興味がある科目の授業を受けることができる

ところですね。

とうさん
とうさん
中学・高校で自分で授業を選択できるなんで珍しいよね。

珍しいですよね。
滅多にないと思いますよ。

伊奈学園の教育方針は、前項でも挙げたとおり

  • 自彊創生

です。

自彊創生とは、「自ら努め励み、自らを新しく生み出す」という意味で『教科選択制ができる』ところをみても自主性を育てるカリキュラムが組まれていると言えますね。

教育目標は、

  1. 一人一人の学力の成長・・・幅広い、確かな学力と生涯学ぶ姿勢を身につける
  2. 豊かな人間性・・・体験学習を通じて、協調性や思いやりの心を身につける
  3. 健やかな心と体を育てる・・・健康な精神と身体を持ち、高い志を持てる人になる

の3つです。

部活動は、吹奏楽部が何度も金賞を取るなどの強豪校なだけでなく、野球部はセンバツ出場経験があり、陸上部は毎年インターハイ出場者を輩出するなどの成果を出しています。

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埼玉県立伊奈学園中学校|偏差値・受検スケジュール

では、次に埼玉県立伊奈学園中学校の偏差値・受検スケジュールを見ていきましょう。
2024年の受験スケジュールと、2020年~2023年のデータになります。

チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。

とうさん
とうさん
2023年の倍率は4.51倍か

そうですね。
公立中高一貫校受検としては標準的な倍率といえます。

それと偏差値。
公立中高一貫校の偏差値は大学進学実績に比例して微妙に上がり下がりがあります。
この50というのは、直近の日能研R4偏差値を目安にしています。
四谷大塚・SAPIXなど各塾で偏差値を出していますが、当ブログでは日能研のR4偏差値を基準にしていることが多いです。

埼玉は、全国では非常に珍しく『公立中高一貫校の複数回受検』ができるスケジュールとなっています。

とうさん
とうさん
んっ?どういうことだ?

埼玉には、県立の伊奈学園が1つ。
さいたま市立の浦和・大宮国際の2つの公立中高一貫校があります。

とうさん
とうさん
そうだね。

通常であれば、埼玉県内であれば『県立・市立』問わず検査実施日を同日実施するのが普通です。
つまり、公立中高一貫校は1校しか受検できない県が多いわけですね。

とうさん
とうさん
なるほど。そうだね

しかし、埼玉は市立の2校の検査日が1日ずれているので、さいたま市内在住の方であれば2校受けられるわけです。
今年の場合は、浦和が2023年1月14日実施、大宮国際は2023年1月15日実施となっています。

そう考えた場合、伊奈学園は1月14日実施なので、さいたま市立在住で伊奈学園を受験される方は『伊奈学園』と『大宮国際』の2校を受けるチャンスがあるはずです。

ただし、2次試験日は両校ともに2023年1月21日です。

  • 大宮国際の1次合格発表日=2023年1月18日
  • 伊奈学園の1次合格発表日=2023年1月19日
  • 両校の2次試験日=2023年1月21日

つまり、仮に両校の1次試験合格を受けたとしても、2次試験は両校同日開催なのでどちらかを受検することになります。

とうさん
とうさん
なるほど

さいたま市立2校併願ができることは間違いないのですが、県立と市立の併願はどこにも記載がありません

来年はどうなるでしょうね。
詳しくは各校の窓口に問い合わせをしてみてくださいね。

以下、伊奈学園の来年のスケジュールです。

受検日・合格発表日

■1次検査日■
2024年1月13日

■1次検査合格発表日■
2024年1月18日

■2次検査日■
2024年1月20日

■2次検査合格発表日■
2024年1月25日

とうさん
とうさん
なるほど。注意が必要ってことだね。ちなみに、大学の進学実績はどう?

では、次に大学進学実績を確認していきましょう。

埼玉県立伊奈学園中学校|2023年大学進学実績

では、次に埼玉県立伊奈学園中学校の2023年まで過去6年間の、主要国立大、早慶上理GMARCHの合格実績をみていきましょう。

まずは主要国立大学の合格実績になります。(現役の数字です)

続いて、早慶上理GMARCHの実績です。

とうさん
とうさん
2023年は卒業生の3.8%が主要国立合格。早慶上理の合格率が卒業人数にたいして3.6%。早慶上理GMARCHは23.8%。2023年は前年並みの実績だね

そうですね。
東大合格数が2。
主要国立に関しては、卒業生の3.8%が合格しています。
早慶上理GMARCHに関してもトータルで187の合格数を獲得していますから、1/3で考えても62です。
卒業生が786名ですから、62ってことは7.9%。

あくまで予想ですが、卒業生のうち約7.9%が国立 or 早慶上理GMARCH以上の大学に進学するのではないかと想定できます。

2023年は東大合格者2名でした。

主要国立にかんしては、2.8%⇒3.8%と若干増。
早慶上理GMARCHにかんしては、26.5%⇒23.8%と微減です。
他の公立中高一貫校に比べて率が低いのは、高校からの入学者を多く取るので卒業人数が多いからですね。

とうさん
とうさん
公立で学費が安いうえに、中高一貫で高校受験無。それを考えると入学させたくなるね・・・

そうですよね。
では、伊奈学園中への合格実績の良い塾はどこでしょうか?
ちょっと調べてみましょうか。

埼玉県立伊奈学園中学校受検。合格に強い塾はどこ?

では、次に埼玉県立伊奈学園中学校の合格実績の良い塾は、どこでしょうか?
大手塾の2023年まで過去4年間の合格実績を見てみましょう。

チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。

とうさん
とうさん
伊奈学園中に関しては、埼玉地区に根差した『あづま進学教室』=26名でトップ。四谷大塚=11名で2番手だね。

そうですね。
伊奈学園にかんしては、あづま進学教室の実績が群を抜いていますね。

数字だけで考えると、今の所、埼玉県の公立中高一貫校受検に関しては『あづま進学教室』の合格実績が良いといえますね。

最後に

今回は埼玉県公立中高一貫校、埼玉県立伊奈学園中学校について詳しく解説してみました。

とうさん
とうさん
どんな学校なのか。受検スケジュール、大学合格実績、塾に関して、よくわかったよ。

埼玉県立伊奈学園中学校の大学合格実績は安定していますね。
こうした数字は倍率に直結することが多いです。

前年の倍率が4.51倍ですから、この状況を踏まえると倍率は例年並みになると予想されます。

倍率4.51倍ということは、5人に1人しか合格できなかったわけですから、メチャメチャ厳しい戦いになります。気を引き締めて臨む必要があります。
十分目標とすべき価値のある学校ですからね。

公立中高一貫校受検のテストである『適性検査』も、対策の練りにくい、かなり特殊なテストではありますが、しっかり戦略を練って臨めば十分対応できるはずです。

公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。

この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。

ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。

つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。

そしてもう一つ、受験(受検)に大切なのは『時間の使い方』です。

時間は巻き戻せません。
ライバルに差をつけるために、特に最後の1年間は『時間を効率的』に使った方がいいです。

これは経験者の体験談としてです。

残り少ない時間を有効に使うために、不明点があったらすぐ聞ける環境を整えておくことは非常に大切です。
またライバルに差をつけるという意味でも、塾プラスアルファですぐ質問できる環境があるのはおすすめできます。

そこで利用したいのが『オンライン家庭教師』です。

ママ友・パパ友はライバルなので何も言いませんが、実は、伝統校・人気校に合格しているご家庭は5年・6年時『塾+家庭教師 or オンライン家庭教師』で対策をしているケースが非常に多いです。

また、オンラインで受講できますのでわざわざ塾に通う必要もありません

例えば、地方に住んでいて、現在も塾へ車で送迎されている場合、結構大変じゃないですか?

『質問ができるし、自習室があるし』という理由で車で30分かけて塾に行くことは非常に非効率ですよね。

そこで、オンライン家庭教師を受講して『質問できる環境』を整えておくというのも一つの手です。
インターネット環境さえあれば、どこにいても先生に質問することができます。

>>>【授業外いつでも質問できる!】オンライン家庭教師各社のサポートサービスを徹底解説

特に受験直前期には『時間を効率的に使う』という意味でも、『体調管理』という意味でも断然おすすめできます。

オンライン家庭教師はリアルな塾に比べて料金が比較的安く、週1回で受講できる学校もあります。

無料体験授業を受講できますので、一度受講していつでも利用できるようにしておくことをおすすめします。

その上、世の中がこの状況です。
無料なので試しておいて損はありません。

オンライン家庭教師の詳細はこちらの記事で紹介しています。

オンライン家庭教師おすすめリスト

ここまで読んでくださった方限定で特別な情報をお伝えします。
以下の3社が当サイトから申し込みが多く、評判も良い、ランキングトップ3のオンライン家庭教師サービスです。
ネッティ無料体験授業、メガスタとWam無料資料請求ができますので申し込みができるうちにご利用ください。
無料体験・資料請求後、過剰な勧誘をするような会社ではありませんのでご安心ください。
コスパの良さ・利便性に納得していただけると思います。
(とりあえず、おすすめはメガスタ・Wam無料資料請求ですね。なに一つ損もリスクもありません。『いきなり授業は敷居が高い・・・』という場合、まず資料請求してみてください)

新聞は比較的安価ですし、オンライン家庭教師に関しては無料体験ですので、この2つは、やっておいて損がないので早めに取り組んでおいてはいかがでしょうか。

公立中高一貫校受検は1チャンスです。
1校しか受検できません。

悔いの残らない受検となるよう、しっかり受検戦略を練って進めていきたいですね。

埼玉県公立中高一貫校紹介ページ

この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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