今年もまた、東京より千葉が先に全3校の実績が出揃いましたので、以下の通りまとめます。
今年も先に申し上げておかなくてはならないんですが、この表は不完全な表でして・・・
東葛飾の実績が現役、既卒混ざってしまっているんですね。
割合を出したりしてるんで、正直、表の内容からすると致命的な欠陥ではあるんですが、まぁそれだけのために作った表を出さないのも勿体ないって事で、その点を踏まえ、参考程度に、ご覧いただけるとありがたいです。
また、国立は『主要国立大の実績』ですので、お間違えのないようお願いいたします。
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千葉県公立中高一貫校2020年大学合格実績まとめ
以下、千葉県公立中高一貫校2020年の大学合格実績をまとめた表になります。

そうですね。
千葉が国立・早慶上理。
東葛飾が早慶上理。
稲毛がGMARCH。
という感じに分かれているのが見てとれますね。
東大合格数、主要国立大合格数は?
では、細かく見ていきましょう。
千葉県公立中高一貫校3校の2020年東大合格数
- 県立千葉・・・14名
- 県立東葛飾・・・4名
- 千葉市立稲毛・・・1名
■トータル■・・・19名
千葉県公立中高一貫校3校の2020年主要国立大合格数数
- 県立千葉・・・110名
- 県立東葛飾・・・95名
- 千葉市立稲毛・・・21名
■トータル■・・・226名
今年も、東大合格数に関しては、千葉高校が群を抜いています。
主要国立大の合格数も千葉が東葛飾より若干多い感じですね。
昨年もですが、東葛飾は筑波大へ合格者数がとても多いです。
2020年は27名出しています。
稲毛高校は千葉大に12名と健闘しています。
さすがにお膝元という事で、千葉大の合格数は多いです。
3校トータルで71名。
続いて筑波大37名と続きます。
やはり立地的な要因なのか、千葉、茨城(筑波)の合格者は毎年多いのが特徴的です。
埼玉は少し離れるので少ないです。
卒業人数に対する主要国立大合格数の割合は、以下のとおりです。
卒業人数に対する主要国立大合格数の割合
- 県立千葉・・・34.8%
- 県立東葛飾・・・29.2%
- 千葉市立稲毛・・・6.8%
■トータル■・・・23.8%
国立大の場合、私立と違い基本的に1校しか受験できませんので、ほぼほぼ実際の数字になるのではないかと思います。
今年もまた、千葉、東葛に関しては生徒数の約30%~35%が国立大への合格を獲得しているということです。
素晴らしい実績ですね。
公立中高一貫校⇒国立大学進学ということで、とても親孝行な数字です。
早慶上理、GMARCHの合格数は?
千葉県公立中高一貫校3校の2020年早慶上理合格数
- 県立千葉・・・286名
- 県立東葛飾・・・261名
- 千葉市立稲毛・・・60名
■トータル■・・・607名
千葉、東葛飾ともに卒業人数320名くらいなので1/3理論で考えた場合、どちらの学校も上位3割で早慶上理の合格を獲得していると考えられます。
両校ともに、主要国立大の合格率が30~35%くらいなので、早慶上理の合格を上位3割で獲得していると想定すると、ほぼほぼ一致します。
そう考えると、両校ともに学校内の上位3割に入っていれば国立か早慶上理には合格できるのではないかと推測できます。
稲毛に関しては60名。
1/3理論で考えた場合、卒業数が309名なので、6%ちょっとです。
昨年とほぼ同値です。
これまた、主要国立大合格率6.8%とほぼほぼ一致してきます。
稲毛に関しては、上位6%以内に入っていれば早慶上理以上に合格できるのではないかと推測できます。
トータルでは、607名で63.9%です。
続いてGMARCHは、以下の通りです。
千葉県公立中高一貫校3校の2020年GMARCH合格数
- 県立東葛飾・・・266名
- 千葉市立稲毛・・・249名
- 県立千葉・・・200名
■トータル■・・・715名
昨年もそうでしたがGMARCH実績になると、県立千葉が一番少なくなります。
ボリュームゾーンが変化したってことでしょう。面白いですね。
つまり、県立千葉の場合、GMARCH群ではなく、国立大と早慶上理がボリュームゾーンであるということが言えますね。
もしくは2コブラクダのようになっているかです。
GMARCHより下のクラスの合格数を拾えば分かるとは思います。
興味のある方は、さらに深掘りして分析してみてください。
早慶上理+GMARCHの合計数です。
千葉県公立中高一貫校3校の2020年早慶上理+GMARCH合格数
- 県立東葛飾・・・527名
- 県立千葉・・・486名
- 千葉市立稲毛・・・309名
■トータル■・・・1,322名
今年も、各校凄まじい数字ですねww
いつものように1/3理論で考えた場合、
私立大学合格数を1/3で考えた場合?
- 県立東葛飾・・・175名
- 県立千葉・・・162名
- 千葉市立稲毛・・・103名
1/3理論で考えると各校この人数が、早慶上理GMARCH以上の私立大学合格を獲得していることになります。
幅はありますが、生徒数に対して、東葛飾、千葉=5割、稲毛=3割がGMARCH以上の合格を獲得していると想定されます。
最後に
最後に総合計(主要国立+早慶上理+GMARCH)を見てみます。
2020年合計(主要国立+早慶上理+GMARCH)
- 県立東葛飾・・・622名
- 県立千葉・・・596名
- 千葉市立稲毛・・・330名
■トータル■・・・1,548名
主要国立と主要私立大を、足し算しただけの合計なので、お遊びみたいなもんです。
今年は、千葉の実績がとても良かったですね。
東葛飾は昨年とても良かったので、なんとかキープ。
稲毛もほぼ昨年同様。
トータルの合格数では、千葉と東葛飾が大体同じくらいの実績数で、東大合格数で千葉がトップ校の面目躍如といったところです。
千葉は東大14名で国立と早慶上理あたりのボリュームを稼いだ所が千葉トップ校らしいですね。
稲毛も早慶上理GMARCH合計309名で、素晴らしい実績です。
千葉の公立中高一貫校の倍率は、毎年凄まじいですが、この実績をみると、この倍率はしばらく続く事が予想されますね。
しっかり対策をして臨む必要があります。
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