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中学受験の過去問いつからやるの?過去問を解く3つの理由

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「脳は出力した方が情報が定着する」

これは米パデュー大学のカーピック博士らの研究です。
2008年の「サイエンス」に

「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」

と発表しました。

とうさん
とうさん
んっ!?今回は突然ずいぶん難しい話からスタートしたね・・・

すいません、すいません。

塾の先生方が「できるかぎり多くの過去問を解いてください!」と口酸っぱくおっしゃるのでなんでかなぁと思って、いろいろ調べてたら、この論文に行きつきまして。

とうさん
とうさん
なるほど。

それに基づいて考えると過去問を大量に解くってのは理にかなっているなぁっと。

過去問を解いて身につくこと

中学受験だけでなく、高校受験、大学受験でも受験近くになると最後は過去問を大量に解きまくります。

よくよく考えると書店でも過去問コーナーってのはずいぶんスペースを取っています。
大学受験の赤本なんて本棚一面真っ赤にしてますものね。

過去問にはそれだけ需要があるということです。

では、過去問を解く意味ってなんでしょうか?

大きく分けて3つの理由があります。

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志望校の出題傾向や問題のレベルを知る

入試問題には、その学校が生徒に望んでいる事が凝縮していると言ってもいいと思います。

  • こんな基礎問題がしっかりできますか?
  • こんなトリッキーな応用問題を解けますか?
  • あなたは表面上で覚えているのではなく、内容をきっちり理解していますか?
  • 自分の意見を文章にして表現できますか?

などなど。

面接がある学校の場合は、その子の他人に対する態度や受け答え、表情などを直接見ようとしています。

「これらの事に応えられる生徒の入学を我々は希望します」

という学校側の要望が詰まっています。

問題に正解するというのは、その望みをクリアしたことになります。

過去問には「それ」が数年間分詰まっていることになります。

彼を知り己を知れば百戦殆からず

過去問を解くというのは、まず、「彼を知る」って事になります。

どの学校にも出題のクセや難易度のレベルがあります。

基礎的な問題を大量に出してくる学校もあれば、大問も少ししかなく難問ばかりの学校もあります。
記述ばかりの学校もあります。
公立中高一貫のように作文がある学校もあります。

例えば、基礎問を大量に出してくる学校は、基礎がキチンと出来ていてイージーミスをせず、また見直しができる生徒なのかを見ています。

作文は自分の考えを理路整然と論理的に表現できるかをみています。

とうさん
とうさん
なるほど。
そういうのを過去問で確認するのか

そういう事です。

問題を何年分も解いていけば、その学校の望んでいる生徒像が見えてくると言っても大袈裟ではないと思います。

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自分の学習レベルが志望校に合っているか確認をする

次に、どのくらい問題が解けたかによって「己を知る」事が出来ます。

受験において自分を客観視するというのは非常に重要な事です。

中学受験、最後の半年は己との闘いです。

親も本人も「これだけずっと勉強しているんだから、きっと志望校に入れるはず」という魔法にかかりがちです。

しかし、それは正しい判断ではありませんよね。

中学受験をしている全ての生徒達がずっと必死で勉強しているわけですから、自分だけ特別なわけではありません。

「ずっと勉強している」は「志望校に合格できる」の担保にはなりません。

みんなやってるわけですから。

そういう意味で、過去問を解くと自分を客観視する事ができるようになります。

自分の志望校の問題の正答率、間違いやすい問題、理解していない単元などを分析することができます。

これは模試も同じです。

模試の場合は、過去問で分かる事、プラスアルファ、自分の位置をすることができます。

ですから、最終段階では「過去問」と「外部模試」が重要になってくるわけですね。

問題を解くことによって自分の中に定着させる

そして、最後にコレです。

記事の冒頭に書いた通り、

「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」

ということです。

入力と言うのは授業や、教科書を読んだり、ノートに書いたりする勉強の事です。
いわゆる頭にインプットする作業の事です。

一方、模試や過去問を解くことはアウトプット、出力という事になります。

一度頭にインプットしたものを、何度もアウトプット(テストを行う)する事によって定着しやすいといことなんですね。

言い換えれば、ずっと教科書を読んでインプット(入力)作業を繰り返しているよりも、何度も過去問や模試を受けてアウトプット(出力)した方が頭に定着しやすいということです。

ただし、同じ問題も何度も解いたほうがイイという事ではありません。念のため注意しておきます。

同じ問題を何度も解くと、子供たちが答えを覚えてしまっていて、解けると錯覚してしまうからです。

できるだけ多くの問題に触れさせることが重要です。

最後に

今回は大量に過去問を解く理由を書いてみました。

とうさん
とうさん
よく分かったよ。
でも、いつ頃から過去問を解き始めればいいの?

そうですよね。

これ塾によっても違いがあるみたいですね。

6年生になったらすぐにやる所もありますし、早すぎるのは良くないから夏休み頃からとか、逆に5年生の1~2月頃からやってるなんて所もあります。

傾向としては夏休み頃から重点的に始めるというのが多いみたいです。

先んずれば人を制す、じゃないですが、6年生の始めくらいから少しずつ目を通すようにしておいた方がイイんじゃないかと個人的には思っています。

とうさん
とうさん
なるほどね。
覚えておくよ

はい。参考になさってください。

そういえば、こんな事がありました。

以前、高校生の長男が国語の期末テストで学年トップを取りました。
これまで最高でも10番目くらいだった子が。

他の教科も軒並み調子が良くて、総合で学年24位でした。
それまでは40番代だったので大躍進です。
親二人は「ついにヤル気になったか」などと感心していました。

その時の事を思い出してみると、テスト前、長男の帰りが毎日遅くて「学校でなにをやってるのか?」尋ねたところ、

友達数名と集まって勉強している。

各人、得意教科が違うから得意な奴が分からない所を教えて勉強を進めてる。

例えば、オレは国語が得意だから、誰か分からない所があったら国語に関してはオレが教えて、苦手な数学とか英語は他の奴に教えてもらってる。

この方が1人で、いちいち教科書を1から10までめくって調べるよりも効率がイイ。

と言っていました。

その時は、友達と集まって勉強なんて、おしゃべりばかりしてしまって集中できないんじゃないか?と思っていましたが、たしかにその時の成績が一番良かったんですね。

しかも国語で1位を取れたというのは、友達に教えることによってアウトプットしたからかもしれません。

蛇足でした・・・。

是非とも以上の事を意識して過去問に取り組んでみてください。

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