中学受験 小話 記事No.1~50まで

もし公立中高一貫校受検で不合格だったら...

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ポイント

この記事は、その昔、公立中高一貫校の合格発表日に惜しくも不合格となってしまったご家庭の親御さんに向けて書いたものです。

前もって知っておいた方が戦略を練りやすいと思いますので、それを踏まえて記事を一部リライトしております。

これは公立中高一貫校受検で不合格となってしまったご家庭の親御さんへ経験を踏まえて書きます。

2019年の東京都公立中高一貫校受検は定員1,383名に対して、受検数7,886名。
トータル倍率は、約5.70倍でした。

つまり5~6人に1人しか入学できなかったということです。

単純計算で6,503人は不合格だったということになります。

圧倒的に不合格が多いという事です。

  • 2~3年間もコツコツ勉強してきて、1校しか受検できず、そのうえ倍率が5.7倍って事です。

改めて考えるとかなりリスクのある状況だと思いませんか?
なにかギャンブルのようです。

あとから冷静に考えてると「なんて無謀な事だろう」と思うんですよね。
針穴に糸を通すような。

だって、1校しか受けられないんですよ。

私立を併願したとしても試験形式は違うわ、仮に受かったとしても公立の受検結果が出るまで待ってくれないわで。めちゃくちゃです。(適性検査型はのぞいて)

後から冷静に考えるとそう思うのです。
私もそうでした。

受検するまでは、こんな頑張ってる我が子が落ちるなんて夢にも思いませんから。

そして次にこう思うのです。

  • 「こんな事ならはじめから私立受験で進めておけばよかった」
  • 「受かった併願私立校はあるけど、こんな偏差値の低い私立に通わせるために高い教育費をかけて受験勉強させたわけじゃない」
  • 「こんな中途半端な私立に行くくらいなら地元の公立中学校に行って高校受験でリベンジするしかない」

言い方が悪いですが、こんな風に考えると思うのです。
人間ですから。仕方ないです。

でも、この考え方は一度横に置いてもらって、もう一度、冷静に考えてみましょう。

子供の性格を考える

まずお子さんの性格を考えてみましょう。

ここまで頑張って勉強をしてきて、結局地元の中学に入学し、また3年後受験を頑張れるタイプの性格でしょうか?

また、周りに流されずマイペースに勉強を進められるタイプですか?

もう一度、コツコツと積み上げていけるタイプの子であれば大丈夫でしょう。
高校受験でリベンジを果たしてくれるはずです。

長男の同級生でも公立中高一貫校受検で不合格となり、地元の公立中学へ進学。
3年後、日比谷高校への入学を果たした子がいました。

また、合格をもらっていた私立中学を蹴り、地元公立中学へ進学。
3年後、公立高校受験でも残念ながら不合格となり、中学受験の際、合格をもらった同レベルの他の私立高校へ入学した子もいます。

あなたはお子さんは、どのようなタイプでしょうか?

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費用を考える

もし、高校受験をするならば、中学受験をしたほとんどの家庭がそうであるように、このまま継続して塾に通うと思います。

どのような塾に通うかにもよりますが、しっかり見積もりを取って費用がどの程度かかるか検討する必要があると思います。
(私の見積もりですと、私立中学に3年間通うのとそれほど変わらないくらいの金額がかかると思います)

参考に当時、私が調べた塾費用を書いておきます。

当時通っていた栄光ゼミナールに確認したところ、以下のような見積もりをいただきました。

中学3年間塾代目安

1年生=40万円
2年生=60万円
3年生=120万円
公立中高一貫校を落ち、地元中学ではなく、私立中学へ進学した2つの理由

我が家はいわゆる中流です。 世帯収入的に言えば、多くもなく少なくもなく。 一般的なサラリーマンの共働きならこの程度だろう ...

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合格した学校の高校偏差値、合格実績をもう一度よく確認する

確かに、併願校として合格をいただいた「その学校」の中学受験のR4偏差値は良くないかもしれませんが、果たしてそれを鵜呑みにして良いものでしょうか?

その学校の高校受験の際の偏差値を一度ご確認ください。

また、その学校には公立中高一貫校受検にギリギリで落ちてしまった子達も入学してくるかもしれません。

その子達と席を並べて勉強をする環境と言うのは果たして悪い環境でしょうか?

今、目の前にある中学受験の偏差値は、ある一片を輪切りにしているに過ぎません。
あまり惑わされないほうが良いかもしれません。

勉強だけが学校生活ではない

当たり前かもしれませんが、念のため再確認を。

中高6年間は勉強をするためだけの時間ではありません。

自分達もそうであったように、親離れをして友達関係が大事な時期になってきます。

学校の体制や特色、またどんな子が多いのか。

地元の学校に行くとしても、私立に行くとしても、そこが最も大事になると思います。

私立に行く場合、6年間になります。

本人の性格にあうか。しっかりと検討する必要があると思います。

環境によって、人格形成も変わるでしょうし、それによって勉強だけじゃなく様々なものに取り組む姿勢も全然変わってくるでしょう。

とにかく、

  • 「進学実績の良い」
  • 「伝統のある」
  • 「偏差値の高い」

学校が良い学校であるということではないという事です。

親として子供の意見も十分考慮し、できる限りベストな判断をしたいものです。
決して、親の虚栄心で選んではいけないという事です。

最後に

公立中高一貫校受検に万が一、不合格だった場合の考え方を書きました。

ですが、現段階では「ウチの子が不合格」なんて考えられないと思います。

そりゃそうです。

でも、頭の片隅にでも置いておいてください。

結論から言うと、「私立を必ず併願する」ことを強くおススメします。

現在、適性検査型試験を導入している私立中学は非常に多くあります。(東京の話です。すいません)

適性検査型試験を導入している私立中学を併願してください。

適性検査型入試を実施している私立中高一貫校(東京 2020年入試版)

2020年入試版として、適性検査型入試(思考力型・PISA型を含む)を導入している私立中学を更新し記事をリライトしました ...

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これには二つの理由があります。

ココがポイント

  1. 2月3日公立中高一貫校受検本番の予行練習として利用するため
  2. もしも公立中高一貫校が不合格だった場合の選択肢を増やすため

人生初の受検で緊張していまい、本番1回で100%の力が発揮できるとは限りません。

馴らすための予行練習として受験してください。

そして、私立の合格をもらえれば、仮に公立が不合格になったの時保険になります。

何度も言いますが、受検はたった1回です。

しっかりと戦略を練って臨みましょう。

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