もし公立中高一貫校受検で不合格だったら…

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これは公立中高一貫校受検で不合格となってしまったご家庭の親御さんへ経験を踏まえて書きます。

前回書いた通り今年の公立中高一貫校の倍率は平均で約5.60倍です。
つまり5~6人に1人しか入学できないという事です。

定員が160人としたら736人は不合格ということになります。

合格者に対して5.6倍。
圧倒的に不合格が多いという事です。

2~3年間もコツコツ勉強してきて、1校しか受検できずその倍率が5.6倍って事です。

改めて考えるとかなりリスクのある状況だと思いませんか?
なにかギャンブルのようです。

あとから冷静に考えてると「なんて無謀な事だろう」と思うんですよね。
針穴に糸を通すような。

だって、1校しか受けられないんですよ。

私立を併願したとしても試験形式は違うわ、仮に受かったとしても受験結果が出るまで待ってくれないわで。めちゃくちゃです。(適性検査型はのぞいて)

後から冷静に考えるとそう思うのです。
私もそうでした。

受検するまでは、こんな頑張ってる我が子が落ちるなんて夢にも思いませんから。

そして次にこう思うのです。

  • 「こんな事ならはじめから私立受験で進めておけばよかった」
  • 「受かった併願私立校はあるけど、こんな偏差値の低い私立に通わせるために高い教育費をかけて受験勉強させたわけじゃない」
  • 「こんな中途半端な私立に行くくらいなら地元の公立中学校に行って高校受験でリベンジするしかない」

言い方が悪いですが、こんな風に考えると思うのです。
人間ですから。仕方ないです。

でも、この考え方は一度横に置いてもらって、もっと冷静に考えましょう。

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子供の性格を考える

まずお子さんの性格を考えてください。

ここまで頑張って勉強をしてきて、結局地元の中学に入学し、また3年後受験を頑張れるタイプの性格でしょうか?

また周りに流されずマイペースに勉強を進められるタイプですか?

もう一度、コツコツと積み上げていけるタイプの子であれば大丈夫でしょう。
高校受験でリベンジを果たしてくれるはずです。

長男の同級生でも公立中高一貫校受検で不合格となり、地元の公立中学へ進学。
3年後、日比谷高校への入学を果たした子がいました。

また、合格をもらっていた私立中学を蹴り、地元公立中学へ進学。
3年後、公立高校受験でも残念ながら不合格となり、中学受験の際、合格をもらったレベルの他私立高校へ入学した子もいます。

あなたはお子さんは、どのようなタイプでしょうか?

費用を考える

もし、高校受験をするならば、このまま継続して塾に通った方が効率的だと思います。

どのような塾に通うかにもよりますが、しっかり見積もりを取って費用がどの程度かかるか検討する必要があると思います。
(私の見積もりですと、私立中学に3年間通うのとそれほど変わらないくらいの金額がかかると思います)

参考に当時、私が調べた塾費用を書いておきます。

当時通っていた〇光ゼミナールに確認したところ、以下のような見積もりを頂きました。

1年生=40万円

2年生=60万円

3年生=120万円

公立中高一貫校を落ち、地元中学ではなく、私立中学へ進学した2つの理由
我が家はいわゆる中流です。 世帯収入的に言えば、多くもなく少なくもなく。 一般的なサラリーマンの共働きならこの程度だ

合格した学校の高校偏差値、合格実績をもう一度よく確認する

確かに、併願校として合格をいただいた、その学校の中学受験のR4偏差値は良くないかもしれませんが、果たしてそれを鵜呑みにして良いものでしょうか?

その学校の高校受験の際の偏差値を一度ご確認ください。

また、その学校には公立中高一貫校受検にギリギリで落ちてしまった子達も入学してくるかもしれません。

その子達と席を並べて勉強をする環境と言うのは果たして悪い環境でしょうか?

今、目の前にある中学受験の偏差値は、ある一片を輪切りにしているに過ぎません。
あまり惑わされないほうが良いかもしれません。

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勉強だけが学校生活ではない

当たり前かもしれませんが、念のため再確認を。

中高6年間は勉強をするためだけの時間ではありません。
自分達もそうであったように、親離れをして友達関係が大事な時期になってきます。

学校の体制や特色、またどんな子が多いのか。
地元の学校に行くとしても、私立に行くとしても、そこが最も大事になると思います。

私立に行く場合、6年間になります。

本人の性格にあうか。しっかりと検討する必要があると思います。
環境によって、人格形成も変わるでしょうし、それによって勉強だけじゃなく様々なものに取り組む姿勢も全然変わってくるでしょう。

とにかく、

「進学実績の良い」
「伝統のある」
「偏差値の高い」

学校が良い学校であるということではないという事です。

親として子供の意見も十分考慮し、できる限りベストな判断をしたいものです。
決して、親の虚栄心で選んではいけないという事です。

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