今回は栃木の公立中高一貫校の紹介と2019年の受検状況を確認していきたいと思います。
現在、栃木には3校の公立中高一貫校があります。
栃木の公立中高一貫校も茨城同様、県立のみです。
3校とも県立ですので、栃木県に在住であれば応募可能です。
茨城もそうでしたが、住んでいれば応募できるとはいえ、教育や学習環境の前に、通学環境の問題がありそうです。
通学圏内に住んでいる方々でないと、応募はできても受検はなかなかしないでしょう。
栃木の場合、3校ともに併設型の中高一貫校なのですが、高校の一般入試を行わず6年間の一貫教育を行うという形態を取っています。(特色選抜という高校入試制度があるようで「100%高校入学が無い」という事ではないようです)
(引用元:http://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/h31kenritsutyu/h31kenritsutyu-osirase.html)
栃木 中高一貫校の試験は適性検査?
栃木の中高一貫校の2019年の試験内容はどのようなものだったでしょうか?
終了してしまいましたが、2019年のスケジュールと合わせて紹介していきます。
2019年の選抜試験内容、実施日ともに3校同じでした。
(引用元:http://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/h31kenritsutyu/h31kenritsutyu-osirase.html)
<2019年受検内容>
適性検査、作文、面接があったようです。
<2019年受検スケジュール>
1月12日 適正検査実施日
1月18日 合格発表日
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栃木 公立中高一貫校の倍率は?
2019年、栃木の公立中高一貫校の受検倍率はどんな感じだったでしょうか?
(引用元:http://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/h31kenritsutyu/h31nyuugakuyoteisya.html)
宇都宮東高等学校附属中学校 = 定員105名に対して志願者数470名=4.47倍
佐野高等学校附属中学校 = 定員105名に対して志願者数275名=2.61倍
矢板東高等学校附属中学校 = 定員70名に対して志願者数167名=2.38倍
栃木トータル=定員280名に対して受検者数912名=3.25倍
栃木のトータル倍率は3.25倍です。
茨城と同等の倍率になります。
これも茨城同様通学圏の問題がかなり影響しているものと考えられます。
3人に1人しか合格できません。
632名の不合格者が少ないとは言えないと思います。
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最後に
今回で首都圏6つ目になります。
倍率は3.25倍、北関東の茨城、栃木はほぼ同率でした。
やはり通学圏の問題がかなり影響していると考えられます。
もう少し学校自体を増やし、栃木の各地に中高一貫校を設置すれば入学希望者が他県同様増えていくでしょう。
現状としては高校受験で公立の進学校に進むという形が主流なのだと思います。
対策に関してですが、
公立中高一貫校の適性検査には作文問題が出題される事が多いです。
作文は、自分の意見を理路整然と論理的に表現する力が必要になります。
この力は一朝一夕では身につきません。
作文力アップのためには、まず文章に触れ読むことが必要です。
ご家庭で手軽にできる対策として、僕は「子供新聞」の購読をおススメしています。
作文力アップだけではなく、新聞を読むことで、普段、興味のない社会情勢に触れる機会を持つ事も出来ます。
つまり、中学受験に必ず出題される時事問題対策にもなるという事です。
子供新聞に関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ご興味のある方はどうぞ一読ください。
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子供新聞を3社徹底比較。中学受験にこども新聞は必読ですよ
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オンライン家庭教師おすすめ5社を比較。調べて分かった驚きの料金、メリット、デメリット
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また、過去問をしっかり進めて受検にのぞみましょう。